学生時代から、焼鳥屋でアルバイトを続けてきました。
卒業後、そのままフリーターになっても続けた結果、社員登用して頂くことができ、深く考えることもないまま副店長としてお店を切り盛りしてきました。
でも、同窓会で懐かしい友達に会い、お互いの近況報告を聞くうちに、もやもやした感情が芽生えてきたのです。

営業職にチャレンジすることに
大抵の友達は就職活動で内定を得た会社に入り、営業の仕事をバリバリ頑張っているようでした。
自分はといえば、バイト時代からさして変わらない環境で、同じ店舗でずっと接客の仕事。
土日の休みもないし、“なんで、自分だけが”という負の感情が湧いてきてしまったのです。
自分の父親もずっとサラリーマンを続けてきたため、幼少期からなんとなく自分もそのような人生を歩むものと思っていました。
パリッとしたスーツにネクタイ、というスタイルにも密かな憧れの気持ちがありました。そこで、一念発起して転職活動を行い、生まれて初めて営業の仕事にチャレンジすることにしたのです。
無事に内定ゲット。そして新しい仕事に・・・
幸い、ある会社から内定を頂き、職場の仲間や上司からも「長く頑張ってくれたし、夢を追いかけるのはいいことだ」と快く送り出して下さったので、私自身も踏ん切りをつけて新しい仕事に挑戦する気持ちになることができました。
1ヶ月後、まっさらなスーツに身を包んだ私は、これまで経験したことのない、デスクのある事務所に出社し、自分用に準備して頂いたパソコンを使うという仕事を始めました。
見るもの、聞くこと、何もかもが初体験です。
最初は何が何だかさっぱりわからずに、上司や先輩方に手取り足取り、指導して頂くことが続きました。
このままでは申し訳ない、という気持ちで自分なりに仕事を覚えていき、数ヶ月後には一人で営業に出ることができるまでに成長しました。
お客様と会える。でも、物足りない。
ある産業用部品メーカーに転職した私は、ルート営業であるため毎週自分が担当するお客様のところへ出向き、色々な話をするようになっていきました。
皆さん親切で、自社製品もそれなりに業界内でシェアを持っている人気製品であったことも手伝って、そんなにビジネスの話ばかりを持ち出す必要もなく、どちらかといえば世間話をしながら、何かお困り事があればご相談頂けるような関係性を作ることを主たる目的に行動していきました。
半年もすると仕事には慣れ、それなりに数字もついてくるようになり、社内でも一定の評価をして頂けるようになったのです。
でも。
ある日から、なんとなく“自分が追い求めてきたのは、こんなことだったのか”という想いが頭をよぎるようになったしまいました。
お客様はいい人ばかり、休日もしっかり取ることができて、年収も少しですが前職よりも増やすことができましたので、言うことないはず。
なのに、モヤモヤする気持ちは日増しに高まってしまったのです。
自分の居場所だったことに気づく
結局、1年後に拾って頂いた恩、感謝の気持ちをしっかりお伝えした上で、その会社を退職することにしました。
そして、その前にずっと頑張ってきた焼鳥屋のオーナーにお願いして、元の職場に戻して頂くことができたのです。
常連のお客様がいて、ご友人やご家族を連れてきてくださったりして、はたまた一元さんと新たな出会いがあって、そんなお店で働いている自分が、どれだけ生き生きとしていたのか。
外に出て初めて、気づくことができたからです。
常連さん同士でご結婚されたカップルもいました。
大げさではなく、たくさんの人を笑顔にすることができる仕事だったのです。
自分自身のいるべき場所はここだ、そう思えてから復職した私は、過去よりもはるかに高いモチベーションを持って、毎日笑顔で職場へ向かっています。
皆さんも、思い立った時こそチャレンジすべきタイミングだと思います。ぜひ、失敗を恐れず、未来を恐れず、どんどん動いてみてください。
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