面接対策、と言っても、オールマイティに使えるマニュアルなどこの世に存在しません。なぜなら、面接官はロボットではなく生身の人間です。 まさに「十人十色」、同じ企業であっても出てくる面接官のタイプによって、コミュニケーションの取り方は変化させるべきなのです。相手をよく見て、相手が何を聞きたがっているのかを推測する。今回は、タイプ別の対策法をお伝えします。

①冷静な分析を好むタイプ
あなたがどこでどんな仕事をしてきたのか、冷静に深掘りしてヒアリングしてくるような面接官は、冷静にあなたがその企業にフィットするかどうか、生産性高く仕事に打ち込めそうかどうかという観点で見てきます。
そのため、こちらも冷静に自分の持っている経験値やポータブルスキルについて、ロジカルに、簡潔に説明することを心がけましょう。
この手のタイプの面接官は、自分の質問に対してまっすぐ回答が返ってこないことを嫌う傾向にあります。相手の質問の意図は何か、しっかり掴んで対話することを心がけてください。わからない点ははっきり質問しても構いません。
②仕事へのコミットを求めるタイプ
どこまで仕事に対する熱量があるのか、それを自社でも発揮してくれるのか、そういうことをジャッジ基準においているタイプの面接官であれば、当然こちらもどれだけ本命で選考に臨んでいるのか、入社した暁にはどんな働き方ができるのか、企業に何をもたらすことができるのか、熱意を持って対話することが求められます。
この手の面接官に当たった際には、あなたがもし熱意を表に出さない性格だったとしても、普段よりは表情、言葉に力を込めるようにしましょう。熱意にほだされる方が多いのもこのタイプ。全力でチャレンジしたい、という意思をはっきり伝えてみてください。
③ウェットな人間関係を好むタイプ
仕事も大事だけど、組織=人。あなたはどんな人で、どんな価値観で、どんな働き方を望んでいるのか、それを知りたいとプライバシーまで含めてズカズカ踏み込んだ質問を投げてくる方が面接官であれば、場合によってはチャンスかもしれません。スキルや知識が多少求められる要件に満たなくとも、コミュニケーションの取り方がスムーズで、価値観が近いと判断してもらえれば下駄を履かせてもらえる可能性が生まれるからです。(もちろん、全ての方がそうだというわけではありません)
ただし、あなた自身はドライな人間関係を好み、例えば仕事に関係ない世間話やプライベートに関わる会話を避けたい、と考えるタイプならば、相性は極めて悪いと言わざるを得ないでしょう。面接で沈黙が増えてしまうのはこの組み合わせですね。
④自分大好き人間
あまり褒められたものではありませんが、面接官の中には候補者そっちのけで、自分の話(えてして自慢話が多い・・・)ばかりする面接官(や、経営者)がいます。彼らのようなタイプと当たった際には、もう必要以上に口数を多くしようとする努力は不要ですので、気持ち良く自慢話をさせておくようにしてください。
アセスメントに必要なヒアリング、チェックができていないと途中で気づいたら、慌ててあれこれ聞いてくるかもしれません。その時には、きちんと回答するようにすればOKです。聞き上手に徹してしまえば、相手もこちらに対していい印象で終わってくれる可能性が高くなります。面接の場としては、本来おかしな話ですが・・・
この他にも、世の中には本当にいろいろなタイプの面接官が存在します。
いちいち慌てずに、その場で相手が求めているのは何か、知りたがっているのはどんなことか、しっかり把握することを心がけましょう。
面接官対策がうまくいけば、面接は7割方成功といってよいでしょう。
ぜひ、実行してみてください。
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