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【雇用形態の“壁”の高さはどんなもの?】派遣社員はそう簡単には正社員になれない・・・?

投稿日:2023-06-28 更新日:

非正規雇用労働者の増加、というのは現代社会での大きな課題となっています。若年層の中には、自分の両親など身近な大人が正社員であってもリストラや減給の憂き目に遭う姿を見たりして、夢を持つことができなくなっている、という点や、責任ある仕事に就かず、派遣の仕事を続けながら、ちょっとイヤなら辞めることができるという気楽さを(収入面が低くても)良しとする風潮すらあります。

実際には正社員になって働きたいのに叶わない、という方も多いようですが、正社員となることは難しいのでしょうか?




派遣社員は正社員になれない・・・?

需要と供給のバランスで決まる

日本全体の景気が底冷えし、人を採用するどころが事業縮小からリストラを余儀なくされる企業のほうが多くなってくるようであれば、そもそも採用枠は目減りし、経験やスキルのある即戦力人材のみが重宝されるようになります。この場合、基本的には「正社員から正社員へ」の転職者しか、希望の職に就くことは難しいと言わざるを得ないでしょう。

しかし、ラグビーのワールドカップや来年の東京オリンピック開催により、現在の景気は好転していると言われています。また少子高齢化のあおりを受け、若年層のポテンシャル人材はどんどん採用したい、と考える企業は一定数存在します。TVでも「正社員になりたい」と若者が口にする求人広告系のCMが流れていますが、未経験からでも正社員になる道は「大いにある」というのが現状です。

人気求人のハードルは高い

とはいっても、給料が高く、誰もが憧れるような人気企業、人気職種では、その求人周りだけは「売り手市場」ではなく「買い手市場」となります。いくら大学全入時代となっても、東大に入学する難易度が変わらないのと同じですね。人が殺到する求人は、派遣社員の方にとっては難易度の高いチャレンジとなることは間違いありません。

仕事が魅力的で、人間関係も良く、職場環境や福利厚生が恵まれている求人は、あっという間に応募が殺到し、超厳選採用がなされるからです。派遣から正社員を目指す方は、いわゆる“穴場”求人を探していくのが正攻法となるかもしれません。

駅から遠い、土日休みではない、オフィスが古いなど、ちょっとネガティブな条件があるため人が避けているけれども、よくよく内情を知ると自分にフィットする求人、というのはきっとみつかるはずです。何もかも完璧に希望通り、というのはさすがにほとんどありませんので、何を優先するかを決めておくべきでしょう。



人材要件をチェックすべし

気になる求人をみつけたら、派遣社員の方は「求める人材要件」欄を必ずチェックしてください。基本的に、派遣での職務は社員ほど責任ある仕事内容ではないわけですから、経験値としては「浅い」というジャッジをされてしまいがちです。そのため、安全にいくならば「未経験でもOK」という記載のある案件かどうか、という点を確認するのが良いでしょう。学歴や職歴を問わない、意欲さえあればチャレンジできる求人というのは多数あるものです。

ただし、これらの求人の中には「誰でも良い」と思えるようなブラック求人も多数紛れています。未経験であっても、派遣しか経験がなくても、人物としての素養(頑張ることができるか、誠実な対応ができるか)をきちんと評価してくれる面接を実施しているかどうかはとても重要です。実際、「あなたでなくても、誰でもいいです」というのが本音であるような企業に勤めるのは、誰だって嫌でしょう?

自分は派遣社員だから、と卑屈になる必要はありませんが、正社員で頑張ってきた方々ほどの経験値がないという事実は謙虚に受け止める。その上で、転職活動にはぜひ前向きにチャレンジしてほしいと思います。

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