世間で問題視されている“ブラック企業”には、色々なパターンがあります。
せっかく転職するのに、間違えてブラック企業を選んでしまうと目も当てられません。何のための転職だったのか、人生のプランも大きく狂ってしまうことになります。そうならないためにも、しっかり見極める目を養うことが大切です。今回は、いくつか事前にチェックするべきポイントについて考えてみましょう。

経営者が従業員を大切にしない
中小企業で最も多いのはこのパターン。経営者がロクでもない人物である場合です。人の採用をモノの仕入れを同じようにしか考えておらず、少しでも安く雇用し、少しでも長く働かせようとする。従業員満足度よりも、自分の満足度を優先する。従業員の声に耳を貸そうともしない。こんな社長の下で働きたいと思う人間はいないはず。ですが、そこに気づかずに面接を通過してしまい、入社してから後悔したとしても後の祭りです。
経営者が自分と近いポジショニングで仕事をすることになる規模の企業であれば尚更、経営者の考え方・価値観はしっかり確認しておきましょう。得てして、その手のタイプの社長は面接においても自分の都合で一方的に会話を進めてきます。あれ、おかしいな、という違和感を持つことができるかどうかが分岐点となります。
ベテラン社員が自己中心的な考え
経営者が立派な方だとしても、その側近や末端部署の管理職、直属の上司となる人間が自己中心的であり、「成功は自分の手柄、失敗は部下の責任」のような考え方をする従業員がいる職場も問題です。酷いケースだと、職場でのセクハラやパワハラが横行していたりすることも。
こんなブラック職場を避けるためには、内定承諾するまでの採用工程の中で、職場見学や社員面談を実施して頂くように依頼することです。できれば、直属の上司となる人物や先輩、同僚と相対で面談できるとベストです。
せっかく魅力ある仕事内容であっても、日々の仕事のコミュニケーションが酷い内容続きだとすると、耐えられるものではないでしょう。
ムダな慣習が残っている
「女子社員がお茶汲みをするのがルール」
「売れていない営業マンは強制的にサービス残業」
「上司に何度も飲みに誘われ、夜中まで連れ回されて説教続き」
こんな意味のない慣習が根強く残っている古い体質の企業もたくさんあります。そういう文化に耐えられるならブラックだとは感じないかもしれませんが、大抵の方にとっては苦痛でしかないはず。そのような変な慣習、しきたりがないかどうかは、入社前にチェックしておくようにしましょう。
その企業内での常識は、一歩外に出て一般社会で照らしてみればおおいなる非常識、ということは十分にあり得ます。
そもそも成長していない
そして何より、企業とは生き物ですから、『健康であること』が何よりも重要です。企業にとっての『健康』とは、当然儲けているかどうか、という点に集約されます。
業績が下降線を辿っている業界、企業においては、どれだけ仕事に対して前向きに取り組もうと努力しても、どこかどよんとした空気感があり、戦犯探しが行われ、人間関係もギスギスしてきたり、リストラの足音が聞こえていたりと、まあ安心して働ける環境からはどんどん遠ざかってしまいます。
せっかく転職するのであれば、大原則としてはきちんと利益が出ている、トレンドに乗っている商売を行っているところをチョイスするようにしてください。
誰だってブラック企業に行きたくて入社しているわけではなく、気づいたらブラックだった・・・という悲惨な状況に陥る方が大半です。そうならないためにも、情報収集はしっかり行いましょう。
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