転職活動中に、転職サイトのお世話になる方もたくさんいらっしゃると思います。むしろ、今の時代に転職サイトを一度も使うことなく転職する方の方が珍しいのではないでしょうか。
昔とは違って、転職サイトも有象無象いろいろな名称のものがあります。
大手の有名なサイトか、1つの業界に特化した特殊サイトか、どんなものを信用して使っていけばよいのでしょうか。

根っこの判断基準は企業理念
サイトの見やすさや使いやすさ、という点も確かに大切ですが、信頼できるサイトかどうかを判断するのに最も重要な事は、サイトの運営会社がどのような企業理念を持って事業を行っているのか、ということです。
いわゆる売り手市場となっている昨今、人材会社が非常に儲かりやすいビジネスであることは事実ですが、「利益が出るなら何でもよい」と経営者が考えると、例えばブラック企業や不人気職種であっても、すぐに離職者が出てしまう背景をひた隠しにして「良いところ」だけをクローズアップした求人広告を作成してどんどん掲載したりします。
一方で、正しく転職希望者のためのサービスを作ろうという理念があれば、そのようなブラックな職場であったりサービス残業などの違法行為が蔓延しているような求人であれば事前にチェックして掲載を断っているはずです。
その企業理念とは、当然どこも綺麗な言葉でいいように書かれていますから、本音がどうかということを見極める必要がありますが、これは素人には難しい。となると、やはりこれまで積み重ねてきた実績からくる評判、口コミを参考にする他ないでしょう。やはりリクナビ、マイナビなどの大手サービスはそれなりの実績があり、信念に基づいたサービス設計をしているのではないかと思われます。
同じ広告が無造作に載り続けていないか
新しく出てきた後発の求人サイトだと、同じ企業の同じ求人が、何ヶ月間にもわたって無造作に出稿し続けているケースがあります。冬なのに薄着の社員の写真が写っていたり・・・。
だいたい、人気のないサービスだと広告価格を低く設定しなければ大手には勝てないため、数ヶ月間にわたり同じ求人原稿を載せたまま放ったらかし、ということもよく聞きます。
こんなサイトは、そもそも掲載されている情報の信憑性も低く、アテにするのは危険です。儲かりそうだからと本業以外の業者がパッと参入してきて、面倒になってすぐ撤退、という情けない話もたくさんありますから、そのような新興サイトに騙されないようにしましょう。
もちろん、新しいサービスがすべてダメだというわけではありません。中には転職マーケットにおいてより良いマッチングを生み出したいと、真剣に頑張っているベンチャー企業だってあるのです。それは、広告の中身を見ていけば多少とも感じられるはずです。詳しい生の情報がどこまで載っているか、よくよくチェックしてみましょう。
単にテレビCMや雑誌の広告でその名前を見かけたから、という安直な理由ではなく、広告の内容を吟味するべきです。
有益な情報コンテンツがあるか
上記のようないいかげんな考えのサイトであれば、広告以外の部分で例えば履歴書や職務経歴書の作成方法や、面接時の心構え、服装やみだしなみチェックについてのアドバイスなど、役立つ情報がたくさん掲載されていたりします。こういったコンテンツそのものは、読者を増やすためには必要であっても短絡的に自社の収益にはなりませんから、モラルの低いサービスであれば有益な情報の総量は極めて少なくなります。悪意あるサイトであれば、ネット上に落ちている情報をコピペしただけ、なんていう酷いものも含まれます。
実際に転職活動を続けていく中で何度もサイトを訪れるような、役立つサイトが良いサービスだと考えれば良いかと思います。
転職活動に寄り添ってくれるスタンスを感じられるかどうか、ですね。
掲載企業のラインナップから判断する
最後に、これはある程度の社会経験がなければ難しいかもしれませんが、掲載されている広告企業の並びをチェックしてみるのも一手です。
誰もが知る大手有名企業は、彼ら自身の尊厳を守るためにも怪しいサービス、信頼のおけないサービスは利用しないはずです。
転職活動をする皆さんとは違って、企業側の人事はサイト運営会社の営業マンや制作担当者と直接会って打ち合わせをしていますから、そこで人間性として信用できるかどうか、というジャッジはしているのです。ですから、大手企業の案件がいくつか載っているかどうか、ということは1つの参考指標になるでしょう。
また、知られざる優良企業の求人をきちんと扱っているのも高評価となります。その業界にいる方であれば、社名を見れば良し悪しは認識できるはずです。
魅力ある求人案件をどれだけ抱えているか、が、詰まるところ求人サイトとしての力量となるわけです。
こう考えてみると、実績と歴史のある有名サイトは、やはりそれなりに信頼できるサービスなのではないかと思います。よくよく調べてみて、自身にフィットする求人サイトを使うようにしてください。
その他の関連記事はこちら
facebookページはこちら