今さら?と思われるかもしれませんが、面接でしっかりした印象を残すためには、何よりも自分のことを正しく理解しておくことが必要です。
仕事ができる人、というのは、自分の長所、短所をきちんと把握し、得意分野で勝負できるのです。
就職活動をした頃に取り組んだ方も多いのではないかと思いますが、改めて自己分析をしっかりとやってみましょう。

なぜ、自己分析が必要なのか?
「自己分析って、就活生の頃にやったやつでしょ?なんだか面倒くさい・・・」と思われるかもしれません。
ですが、誰もが「好きな仕事」と「得意な仕事」はイコールとは限りません。実際、「**業界に興味があって」「**職がやりたいと思っています」という「好き=Will」を理由に転職した方が、新しい職場では全然活躍できない、ということも少なくありません。「得意(な仕事)=Can」ではなかったからです。
そのようなミスマッチを防ぐためにも、自己分析はやはり必要なのです。
これまでの経験をノートに書き出す
中学生の頃、英語の授業で習った「5W1H」を思い出してみてください。
自己分析のスタートは、まずこれまでの仕事を「5W1H」で振り返ることです。
Where→どこ(の会社)で
What→何(どんな商品・サービス)を
Who→誰が(これはまあ、あなた自身と置いてください)
How→どのように(進め方)
When→いつ(納期、スケジュール)
Why→なぜ(目指していた目標)
この項目に沿って、ノートにざっと書き出してみましょう。
最初はうまく書けなくても、やっていくうちに思い出してくるはずです。
まず”Will”よりも”Must”の確認
書き出していったノートを読み返していくと、前職であなたが周囲から割り当てられていた仕事、期待されていた成果、評価されたポイントなど、あなた自身が「やらなければならないこと=Must」がどんなことで、「実際にできること=Can」が何だったのか、見えてくるはずです。
できもしないことを、会社はずっと要求したりはしませんので(できなければそこで仕事が止まってしまうので)、ある程度の期間あなた自身が取り組んできた業務は、原則「Must」として責任を任された仕事だったはずです。
「Must」の仕事をどこまで割り当てることができる人材なのか。
それは、客観的に人物評価するにはわかりやすい指標なのです。
“Must”→”Can”に変換していく
Must業務がどのようなものであったのかを確認したら、その要素を「あなた自身ができること、得意なこと」として分解していきます。
同じような業務なら、例えば業種が変わってもスムーズにできるかもしれませんし、そこで使ったスキルを特定できれば、そのスキルを活かす他の仕事もチャレンジしやすいはずです。
コツはできるだけ具体的に、これまでの仕事を棚卸しすることです。
これまで取り組んできた仕事を思い出し、自分自身が得意にしていたこと、やっていくうちにスキルアップできたなと実感していたことは、どんなことであったのか、思い出してみましょう。
“Can”を元に自分の”Will”を描く
ここまでは振り返り作業でしたが、その次はいよいよ「Will」について。
あくまで仕事は、あなた自身の人生を豊かにするために存在していなければ本末転倒です。
「私はこんなことができます、だから、次はその能力、経験を活かしてこんなことがしたいと考えています」
というのが、面接時に持っていきたい大まかな流れです。
前職では物理的に成し遂げられなかった「Will」があるのだとしたら、それを次の職場に求めてもよいでしょう。
転職という機会をきっかけにして、まったく新しい「Will」を持つことも、決して悪いことではないと思います。
重要なのは、あくまでこれまで担ってきた「Must」、「Can」を元に考えることです。
バットを一度も振ったことがない人が、突然「プロ野球選手になりたい」という「Will」を描いたら、さすがに無理がありますよね?
それと同じことを、無意識で行ってしまう求職者が思いの外多いのも事実です。しっかり振り返りを行いましょうというのは、こういう背景です。
いかがでしたか。
少しでも自分自身のことを、客観的に見ることができるよう、意識してみてください。
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