円安進行や世界情勢不安など、世の中が不安定になり、日本国内の人口も減少が続き経済が上向く気配は残念ながら感じられません。上り調子な業界など、どこにもないように思ってしまうのも無理はありませんね。
転職サイトを使って転職活動をする人にとっても「良い仕事など、どこにもないのではないか」と不安な気持ちになってしまうでしょう。そんな時こそ、サイトの中でチェックするべき要素について、お伝えしたいと思います。

経済不況にも強い企業はどこ?
大前提として、これだけ経済地盤が弱っていく中で、それでも採用意欲を失わずに採用活動を継続するという時点で、体力がある企業である可能性が高いといえるでしょう。
もちろん、全部が全部そうというわけではないので見極めが必要ですが、事業構造上、このように社会の人々の経済活動が停滞しても業績に影響を受けない(あるいは好影響のある)業態は、注目するべきです。例えば、外出が減ることでネット閲覧の時間が増える→ネット通販やネット広告に関わる業態は、これからどんどん成長が見込めるはずですよね。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺があるように、この状況が続くことで好況になっていく業種を探してみてはどうでしょうか。
募集背景を確認する
あなたが見ている求人案件がなぜ出てきたのか、その募集背景を確認することは最も大切な作業です。言わずもがな、一番良いのは「業績好調による増員計画」での募集が増えている企業。これは上昇気流に乗っかることになりますから、お勧めの転職といえるでしょう。
ただし、その上昇ムードが一過性のものなのか、長く続きそうか、そこをしっかり考慮する必要はあります。この時代、永続的に上昇し続けるビジネスなど確約されているものは何もありませんが、自分で判断する、そしてその判断に責任を持つという覚悟は必要です。
反対に、次々と退職者が出てしまっての穴埋め募集に引っかかってしまうと悲惨です。入社しても前任者は既に退職して何も引き継ぎをしてもらえない、財務状況は最悪で下降の一途、社内の雰囲気も最悪・・・こんな職場で働きたくはないですよね?
福利厚生、勤務条件を端々まで
「風通しのよい社風」だとか「やりがいのある仕事」といったファジーな情報については、広告上では何とでも表現できてしまうので、そしてもちろん、悪く書くはずはありませんから、話半分で見ておくことです。
逆に、「ウソをつけないこと」ハード面での条件、給与体系や休日休暇、与えられる福利厚生などのデータについては、後から言った言わないというトラブルにもなりづらい明確な表記をしているはずですから、あなたの希望にフィットするのかどうか、しっかりチェックしてください。わかりづらい点があれば、企業側に質問しても良いでしょう。
当然、勤務条件が希望に合うからすべてOKというわけでもありませんが、少なくとも望む給与面、待遇面がないのであれば、対象からは外れるはずです。ネット上でわかる情報は、しっかり事前に収集しておきましょう。
事業のビジョンに共感できるか
具体的な仕事内容や勤務条件も大切ですが、特に中小企業やベンチャー企業を選ぶ際に大事なのは、その企業の経営ビジョンを理解し、共感できるかどうか、です。ここが合致しなければ、どんな仕事をしてもモチベーションが高まることはなく、毎日無味乾燥な状態で仕事をしなくてはならなくなります。
そうではなく、従業員皆が同じ方向を向き、より良い社会を作るためのビジョンを共有しながら前向きに仕事に取り組むことができる。そんな働き方ができる職場こそが、良い職場であるといえます。
具体的なビジョンについては、もしかすると面接時に経営者に直接訊いてみないとわからないかもしれませんが、大枠は求人サイトにも掲載されているはずです。どんな事業なのか、どんな意志を持ってその事業に取り組んできたのか、企業の歴史を知ることから共感接点は生まれていくのではないかと思います。
たかだか数ページの求人サイトで、その企業のすべてを理解することなど不可能です。でも、あなたが応募するのに相応しい対象かどうか、最低限のセグメントはできるはずです。
見るべきポイントを見逃さないように、チェックしてみてくださいね。
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