いざ面接の場になると、なかなか思うように話せなくなるのが当たり前。
極度の緊張と、悪く思われてしまったらどうしよう、という不安な気持ちから、空回りしてしまって失敗した、というケースも多々見られます。
自己PRを元気に明るく伝え切るためには、「裏」=性格でネガティブだと思われる部分を「表」=明るくポジティブな要素に変換してアピールするテクニックを使ってみてはどうでしょうか。

「表」のPRは誰でもできる
人間、誰しも得手・不得手というものがあります。
生まれつき陽気な両親に囲まれ、いつでもニコニコ笑顔が自然に出せるような環境で育ってきたような人は、誰に言われずとも明るい雰囲気を醸し出すことができますし、それは無意識的に行っていること。
また、思慮深く考え癖のある人は、面接の場においても一喜一憂することなく冷静に相手の発言の真意を理解し、正しい会話で返答することができるでしょう。誰でも、得意な事についてはさして苦労することなくアピールできるわけです。
面接の序盤、緊張を解きほぐすためには、まずは“自分の土俵”で面接を進められるようにすることを意識し、得意な面を伝えてみると良いでしょう。最初から苦手な部分、ネガティブな話に入らなくて良いのです。
何事も「表裏一体」
人の性格やキャラクターにおいて「こうでなくてはならない」なんていうものはありません。
「おとなしくて暗い」と自覚がある場合には、「冷静であり物静か」に置き換えると、そのキャラクターが活かせることだって出てきます。
「飽きっぽく長続きしない」は「好奇心旺盛で新しいもの好き」
「ビビリでなかなか踏み出せない」は「慎重に物事を進める」
「深く考えずノリで行動してしまう」は「まず、やってみるという積極性」
などと、自分の特徴をプラスに考えてみてください。どんな性格だとしても、すべてがマイナスであるはずがありません。自分の中に潜む「裏」の部分を、「表」に変換していくのです。そんな思考を続けていくことは、自然と自分のことを愛せるようになる、自己肯定感にも繋がっていくはずです。
完璧な人間などいない
それでも、どうしてもネガティブに受け止めてしまう自分の性格があったとしたら、それはもう弱点のまま置いておきましょう。
世の中には、完全無欠のヒーローなんて存在しません。誰しもが、他人からは見えないコンプレックスを抱えていたり、自分でイヤになる性格の部分があったりするものです。
面接の場で、自分のここはダメだとはっきり自覚して伝えることができる点は、決してマイナス評価にはならないと思います。できれば、その弱点を放置するのではなく、自分なりに改善しようと努力することが望ましいのは言うまでもありませんが・・・。
できないものはできない、苦手なものは苦手。そんな割り切り方も、ある部分では必要ではないかと思いますよ。
裏表、どちらもダメなら諦める!
表でも裏でも、どうひっくり返しても選考を受けている企業の求める要件に照らしてみるとネガティブに受け止められてしまう。残念ながら、そんな場面もあるかもしれません。
360度、自分の良さをアピールしようと努力した上で、それでも要件に合致しないとはっきりわかったのであれば、その求人は潔く諦めましょう。そもそも、すべての求人に対して自分の能力や経験がフィットするはずがありません。むしろ、色々絞り込んで探したとしても、自分とは合わない求人のほうが多い可能性のほうが高いわけです。
できる限りのPRを行って、それでも魅力的な人材だと受け止めてもらえなかったならば。それはさっさと諦めて、次の求人を探すアクションを起こしましょう。求人なんて、いくらでもあるのですから。
自分の性格をどうしても好きになれない。
自己PRといわれても、自分に自信が持てない。
そんな方は、このように「裏を表に変換する」テクニックをぜひ試してみてください。