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【望まない転勤も、家族のため・・・??】転勤を受け入れるか、家族との時間を優先して転職するか?

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全国に支店・支社があるような大企業に就職すると、多くの職種では転勤が当たり前のようについて回ります。独身時代ならば行く先々でその土地の文化や生活を楽しめるかもしれませんが、結婚して家庭を持ち、持ち家があったりする方だと転勤というのは人生の一大事です。これまで何の不満もなく働き続けてきた方であっても、そんな時にはじめて地元に残るための転職という選択肢が頭に浮かぶのです。

大手企業は「選べない」

今でこそ、時代の変化と共に少しずつ各個人の希望が通りやすい制度ができてきた感はありますが、それでも依然として多くの大企業では「勤務地」「仕事内容」そして「上司や共に働く人たち」」を選ぶ事はできません。社会的信用や手厚い福利厚生、年収と引き換えに「自分の人生を自分で選ぶ」事を放棄せざるを得ないケースが大半です。特に勤務地については、大げさではなく本人の人生が大きく変わるほどインパクトのあるイベントで、それがいつ、どこへという事もさっぱりわからないまま、不安を抱えて働くというのは本来精神衛生上良くないような気もします。「家を買ったら飛ばされる(転勤になる)」なんて都市伝説もまことしやかに囁かれたりしますが、これはローンを組んで家を買った以上、どんな条件になろうとも会社を辞める事などできなくなるから・・・と言われます。当たらずとも遠からず、な感じがしますね。

地元企業を選ぶにも・・・

家族と一緒に暮らしたい、それこそ買ったばかりの新居に長く住みたい。そんな意向を優先するとなれば、これはもう物理的に転職という選択をするしかありません(あるいは起業するか)。全国に支店のある、似たような規模の大企業だと選ぶ意味がありませんから、多くの場合は地元で頑張っている中小企業を選択肢に入れる事になります。これまでと同業種であれ、異業種であれ、やはり大手と比べると年収は落ちますし福利厚生面でも大手企業ほど潤沢な資金を使って従業員を守ってくれるわけでもありません。福利厚生だけを切り取って考えるならば「転職などしないほうが良い」という結論になってしまいます。転勤を言い渡されたほとんどの方が、ここでおおいに悩む事になるのです。

何事もトレードオフ

よく考えてみると、収入も多く好きな土地に住めて、やりたい仕事に好きな人たちと取り組む事ができる・・・そんな希望がすべて叶う夢のような職場なんてそうそうあるはずがありません。特に年収面と勤務地の関係については、先に述べた通り企業規模の違いが出てくるためどうしても相反関係となってしまいます。物事の多くはトレードオフであると言われますが、地元に残って働くのか、転勤を黙って受け入れるのかはまさしく代表的なトレードオフの関係となるのではないでしょうか。収入面以外でも、大手企業の選考に受かった優秀な方ばかりに囲まれて働いてきた人間にとっては、そうではない中小企業で新たな人間関係の構築に苦労するケースもあるようです。そんなデメリットを差し引いても、家族と一緒に暮らすというのは人生にとって大事な事ですから、悩みは一層大きくなっていきます。

家族の総意?

既婚者で子供のいる家庭であっても、例えば子供がもう成人して家を出ていき、配偶者も仕事をしていて四六時中一緒にいられるわけではない・・・こんな家庭ならば、あるいは転勤を受け入れ、週末に帰って家族の時間を過ごすという選択も幸せなのかもしれません。こればかりは家族それぞれの理想というものがありますから、1人で決めるべき事ではないはずです。配偶者や子供たちとも家族会議を行い、どんな選択がその家族にとってベストとなるのか、しっかり話し合う事が重要です。独断で決めてしまってから、後で家族で揉めて収集がつかなくなるという悲惨なエピソードも耳にします。自分の一番の良き理解者であってくれる家族と、きちんと話しあって将来の目指す姿を考えた上で結論を出すべきではないでしょうか。

選んだ道を正解にする

どんな選択が正解か、なんて誰にもわかりませんが、最近では家族で一緒に暮らす事のプライオリティが高くなってきた風潮を感じています。その兆しとして、大手有名企業の一部では「望まない転勤を廃止する」というルールが制定されてニュースになったりしています。家族で同じ時間を共有するのも、永遠に続くわけではありませんし、離れて暮らすのはそもそも寂しいものです。世の中全体として、リモートワークの普及などが進むにつれて「転勤」という概念そのものがなくなっていくように予想します。とはいえ、現在はまだまだ人事異動で転勤を言い渡される方が日本中にたくさんいる社会です。転勤を受け入れるのか、そうではない道を選ぶのか、よくよく考えて悔いのない決断をして頂きたいですね。

そして、どんな選択をしたとしても、その自分自身の選択を正解とするための努力を継続して頂きたいと願います。

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