長引く構造不況、物価高なのに給料が増えない・・・将来不安から、勤めながら副業に着手する方も年々増加しています。本業以外にもう1つ収入の柱を、そう希望したとしても、急に新たな収入を得られるようになるまでにはいくつものハードルがあります。実際に世の中のニーズがあり、長く続けていける仕事を探すためには、どのように考えて準備すればよいのでしょうか。

本業の周辺から攻める
まず真っ先に棚卸しすべきなのは、やはりこれまでの人生であなた自身が積み重ねてきた知識と経験がどのようなものであるか、という事です。関わってきた仕事の周辺、付帯業務でお客さんの困りごとを解消できるだけのスキルや経験があれば、コンサルタント役として引き合いがあるかもしれません。自身が関わってきた業界の中では、どのようなところでどんな仕事が発生しているかはよく理解できているでしょうから。ただし、本業に差し支えが出るような仕事であったり、本業を「食う」事になるような仕事の請け方は、もちろん社内規定に違反する形になってしまうでしょうし、そうならないかは事前に確認すべきです。
自分に「できること」から始める
自分が培ってきたスキル・経験値を取り出して、まったく異なる分野・業界のお客さんに提供する事で新たな稼ぎを得るチャンスがあるかもしれません。ネット上では、特定のスキルを切り売りする事のできる「副業サイト」が乱立しています。サービスの品質はサイトによってまちまちであるようですから精査が必要ですが、試しに使ってみる価値はありそうです。
画家が「絵を描く」スキルは明らかに世の中で必要とされるだろう・・・というのは誰でも想像できると思いますが、そこまで尖ったスキルではなくても、意外と自身が持つ経験値や技術を欲してくれる方はいるものです。「え?こんな簡単な事が?」と思うようなことでも、無知・未経験である人にとってはありがたいサポートになるかもしれませんよ。
手元にあるリソースを活かす
また、自身の周囲にあるリソースをうまく活用する、という視点でも副業ができる可能性があります。家族が土地を持っている場合、駐車場やレンタルスペースとして貸し出す事ができるかもしれません。実家内で使わなくなった家具やおもちゃなどが眠っているようであれば、フリマサイトで売ってしまって小遣いに変えることだってできますね。実家が飲食店など自営業である場合、空いた時間にお店を手伝うという最もシンプルな「副業」だってアリですね。
「モノ」ではありませんが、自身が持つ「人脈」を切り売りする事もできるかもしれません。プログラミングができる、WEBデザインができる友人がいる場合、それらのスキルを組み合わせてパッケージ化すれば、立派な1事業に化ける可能性もあるのです。使えるものは何でも使う。そのくらいの柔軟な発想力が欲しいものです。
自分が「好きなこと」から始める
まったく違う観点から考えてみるのもいいでしょう。趣味で続けてきたスキーのインストラクターを行なったり、料理教室を開いたりする方もいます。サラリーマンを続けながら長年の夢だったというカフェを開く方もいますし、子供たちと触れ合うのが好きだからとサッカースクールのコーチを買って出る方もいます。その種類は実に様々です。仕事だからと嫌々行なっているのではなく、スキーや料理、子供たちの事が「好きだ」という気持ちが大前提にあるため、その気持ちは相手にも伝わり質の高いサービスを提供できるようになっていくはず。そこまで多額の収入を得ることができなくても、やっているだけで幸せな、楽しい時間となるのであれば趣味と実益を兼ねた副業というチョイスは、非常に賢い選択だといえるかもしれません。
業務委託の形で拡げる
とはいっても、やはり仕事を形にして顧客から対価を得られるようになるまでは、時間もお金もかかるもの。入門編として挙げられるもう1つの方法は、既に事業を構築している主体者に連絡を取り、その業務の一部を業務委託の形で請ける事です。黒子役として直接クライアントの前に立つ事なく、依頼されたタスクを行う事で発注元から報酬を受け取る。この形であれば自身のブランディングを後回しにしても比較的早いタイミングで受注できるはずです。中には口うるさい顧客もいるので、煩わしいコミュニケーションを回避できる点でも、金額は低くとも間接受注というスタイルを取る事はメリットもあるのです。望む働き方によってチョイスできるようになればいいですね。
これからの時代、本業1本だけで生計を立て続けていくのは至難の業だと言われています。
少しずつでも、2本目、3本目の柱を立てる努力を始めてみてはいかがでしょうか。
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