転職活動を行う際に、”退路を絶って”面接に臨む方と、在職のまま合間を縫って面接を受ける方がいます。真面目な方ほど、周りに迷惑がかかるからと生真面目に退職まで働いてから転職活動をスタートする傾向にあるようですが、その一方で仕事を続けながら転職活動すると印象が変わるという噂もあります。実際には、在職中の転職活動について企業側はどう見ているのでしょうか。

一番のメリット=経済的・精神的に安心
転職活動は、思いの外時間もコストもかかります。
交通費、スーツ代に写真代、いろいろな費用がかかり続けていく中で収入が途絶えるというのは、やはり精神衛生上良くありません。
仕事を続けながら転職活動をすると、時間のやりくりには悩むことになりますが、少なくとも口座からどんどんお金が出ていくばかり・・・という事態は避けられるでしょう。
また、「仕事がある」という安心感の上で活動するのと「これで決まらなかったら無職だ・・・」という不安な気持ちで活動するのとでは、面接時の印象も変わってきてしまうことが考えられます。よほどのことがない限り、仕事を続ける中で活動を開始することをお勧めします。
デメリット=活動内容が”雑”になりがち
反対に、仕事を続けながら転職活動するデメリットは時間がないこと、これに尽きます。時間がないとどうなるか。まず、面接に臨むにあたって企業研究や自己分析を深掘りすることなく面接当日を迎えてしまうことになりがちです。
なぜなら、履歴書を書いたり企業にエントリーするのは明らかに「やった、やっていない」が現れる行為ですが、企業研究や自己分析については、さらっと目を通したり、自分の性格について考えてみただけでも「やったつもり」になりがちです。どこまでやればOK、という線引きが難しい行為だけに、適当に表面を撫でただけの準備で臨んでしまうことになってしまうわけです。もちろん、それでは志望度の高さや人物の魅力をきちんと伝えることは難しいでしょう。
成功のコツは、活動のペース配分
在職中に転職活動をうまく進めるコツは、仕事が当面あるわけですから”いつまでに絶対に転職しないといけない”という思い込みを捨て、自分が活動できるペースを早くみつけてじっくり1社1社にエントリーするようにすることです。併願などせず、興味のある業界、職種を調べた上で、優先順位の一番高い企業だけにエントリーするのです。
そうすれば、志望動機も高めていきやすいでしょうし、自己分析を行う時間も取れるかもしれません。転職活動に必要な期間は3ヶ月〜半年ほど、という説がありますが、人それぞれでペースを決めればよいでしょう。1年計画で転職活動を成功させる方だってたくさん実在します。
あくまで、軸足は今の仕事。
仕事の手を抜くなんて論外です。そもそも、そんな人材を欲しいと考える企業はないはずです。
今の仕事をきちんと行いながら、将来設計も自分のペースで考える。それを忘れずに、転職活動にチャレンジしてみてください。
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