終身雇用制度が根付いたこの日本では、転職するのは特殊な事情がある人だけ、という印象があります。
でもこれからの時代、最初に勤めた企業で定年まで何の疑いもなく居続ける、というほうが不自然になっていくでしょう。おそらく、遠い未来に高校や大学の同窓会を65歳位で行った時、1社だけで勤め上げて定年したという仲間は全員のうちに1人いるかどうか、そんな時代になっていくでしょう。
そう考えると、今後誰しも、転職するべきタイミング、転職を前向きに考えるべきタイミングというものがあるのではないでしょうか。

年収=自身の評価が頭打ちになった時
仕事をするのは、決してお金のためだけではありません。
でも、お金は生きていく上でとても大切なもの。
そして、年収とは自分の仕事に対する世の中からの評価でもあるわけです。
その年収が頭打ちとなり、いくら努力しようとパフォーマンスを上げようと、これ以上自分の評価が変わらない、という環境にもしなってしまったとしたら、もうその職場の器は、自分が成長できる余地を残していないと言えるのです。
基本的には、努力してスキルアップしていくにつれて年収も上昇する、そのように正当に評価を受けることのできる仕事を続けていくべきです。
もちろん、年収が横ばいであったりダウンするのを理解した上で、それでも得られるものが他にあってその仕事を選択するというのは、別に間違いだというつもりはありません。価値観は人それぞれです。
勤めている企業が沈みゆく船だと判明した時
特に規模の大きな企業では、社員1人がいくら奮闘したところで、大きく業績を変化させることは至難の技です。
マーケットが縮小し、年々業績が低下している。ボーナスもどんどん目減りする。買収されるという噂も耳にする・・・。
どれだけ意欲を持って仕事に取り組むつもりであっても、土台となるその企業自体が風前の灯であるとしたら、その努力は虚しいものであるかもしれません。
商売の鉄則は、勝ち馬に乗ること。
わざわざ沈みゆく船だとわかっていて、座して死を待つ必要はないのです。日頃から、自社の動向について興味を持ってアンテナを張っていれば、危険信号にもいち早く気づくことができるかもしれません。
お世話になったからと、逆風に耐えて頑張りたいと思うならば、それはそれで価値のあることかもしれませんが・・・。
ライフスタイルとフィットしなくなった時
例えば結婚して家庭を持った、子供ができた等、ライフイベントの度に自身のライフスタイルは変化が起こります。
例えば、せっかく子供が生まれたのに突然僻地への転勤を言い渡された時。家族で過ごす時間を優先したいと考えるならば、基本的には転職するのが最短で解決できる手段となり得るはずです。
どうしても労働時間を削減したい、年収を増やしたいなど、必要な要件に照らしてみて、今の仕事を続けるべきか、動くべきか、一度じっくり検討してみてもよいのではないでしょうか。
仕事は人生にとって必要な、大切な要素ですが、人生の全てではないのです。自分の人生をより良くするためには、その目的にフィットした仕事を探す必要に迫られるシーンもあるかもしれません。
転職する方法など、学校では教えてもらえません。
最初は勇気が必要だと思いますが、思い立った時が動くべき瞬間かもしれません。ぜひ、前向きに考えてみてくださいね。
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