学歴はそこそこあるし、転職も初めてだから履歴書としてはとても綺麗な状況。転職は簡単にできる・・・とタカを括っていたのに、なかなか思い通りいかない方がいます。
その要因は様々ですが、往々にして起こり得るのは「なんでもかんでも他責にしてしまう」という思考の問題であったりします。反面教師として、認識しておいて頂きたいので今回は失敗事例としてお伝えします。

物事には多様な見方がある
「前の仕事は自分には向いていなかったのです」
「マーケットが悪化していたので売れなかったです」
「会社の考え方が自分の目指す方向性とは異なりまして」
など、前職の退職理由をあれこれ言う方がいます。
しかし、実際には世の中に起こる物事には色々な側面があります。
そのことを考えようともせずに、自分の知識の範囲の中だけで判断し「あれはダメだから」と決めつけていくような態度は、面接の場では確実にマイナスの評価に繋がるでしょう。
考えられるあらゆる角度から検証した結果として、それでも「仕事が自分にはフィットしない」「マーケットが縮小してしまっている」とジャッジしたのか、浅はかな知識だけで発言しているのか、そのくらいは面接官もプロですから、あっさり見抜いてしまうはずです。
十人十色、様々な価値観がある
上司や同僚と、顧客と、仕事の進め方や価値観について合わなかったから、と退職理由を述べる方もいます。
企業にはそれぞれ人材要件を設定しており、採用活動時に「こんな人を採用したい」という理想の人物像を設定します。
その像に自分の考え方や価値観が本当に合わないということであれば、それは退職理由となるのもわからなくはないですが(そもそも、その根幹の部分が合わないのであれば入社するべきではなかった、でしょうけれど・・・)そうではなく、ちょっと自分の意見を採用されなかったから、だとか、自分と異なる考え方の上司とソリが合わないから、といった短絡的な理由だけで「もうこの職場ではやってられない」と短気な判断をしてしまう方は、どこへ行っても同じような人間関係でのトラブルを抱えることが予想されます。
十人十色、人には様々な価値観、考え方があるという当たり前の事実、自分と異なる考え方を許容するという懐の深さをまったく持ち合わせていないという方は、転職活動では相当苦労するはずです。
「逃げ癖」が身についている
さらにタチが悪いことに、なんでもかんでも周囲の人のせい、環境のせいにして“自分は悪くないのに”と考えてしまう方は、目の前に現れる課題に対して「これは自分のせいではない」と向き合おうともせずに逃げてしまう悪癖が染みついていたりします。
こうなると採用する側としても良いジャッジをすることなど絶対にできませんよね。他人事とせずに自分事として課題を捉える。自ら積極的に仕事に取り組む。そのような姿勢を持って日々過ごしていれば、「〜のせいで・・・」といった愚痴が出てくることなどないはずです。
何か大きな壁にぶち当たっても、なんとか努力し、工夫してクリアしようとする。それができずに環境が悪い、顧客が理解してくれない、などと逃げの一手を打ってばかりの人は、どんな環境であっても、きっとまた文句を言い始めるのです。
人生にやりがいがない
そうやって逃げ回ってきた方は、自分の人生に対して自信も誇りも持つことなどできません。他人のせいにして努力することを回避してきたから、何かをやり切った、という迫力がなく、面接でも魅力として映らないのです。
自分の人生を、胸を張ってPRできるようにするためには、まず周りに責任転嫁して逃げるという習慣から脱出するべきです。
愚直に、謙虚に、目の前にある課題に対して真剣に取り組むこと。その努力を続けていけば、きっと周囲の方々は協力してくださるようになりますし、もっと人生が楽しく前向きなものに変わっていくはずです。
自分のことを自分が好きだと思えるようになるために、一歩ずつでも『他責』から抜け出してみませんか。
その他の関連記事はこちら
facebookページはこちら