転職活動に“マニュアル”など存在しません。
見よう見まねで転職サイトを見て志望企業を探し、履歴書と職務経歴書を書いてエントリーする。面接だって手探りですよね。何度受けても緊張して思うようにいかないものです。
そんな中で自分が仕入れてくる情報の中には、決して騙されてはいけないマユツバもののネタも紛れてしまっていることがよくあります。転職活動を成功させるためには、正しい情報だけを選び抜く目利きの力も必要なのです。

転職サイトの文言に要注意!
多くの場合、転職先の候補は転職サイトや転職情報誌を見て探すことになるでしょう。転職サイトとは、リクルートやマイナビなどの人材会社に求人を出す企業が費用を支払って広告掲載する仕組み。
当然、リクルートやマイナビはクライアント企業により多くの応募が集まるためにと、あの手この手で広告の魅力付けに苦心します。
ないことまで表記するとウソになってしまいますが、都合の悪いことは出さず、見栄えの良い部分だけを切り取って表現するのは当然の営業努力といえます。
そのため、実際の求人広告は、どれを見てもアットホームで、やりがいのある、素晴らしい仕事に見えてしまうものです。
そこにある内容を疑え、とは言いませんが、そこに表現されていない事実もあるのだということを頭に入れておいてください。
人事は採用するのが仕事
面接で会うことになる人事担当者の発言にも要注意です。
彼らのメインミッションは、良い人材を採用すること、その一点です。(中には入社後の育成までを担うケースもありますが、ほとんどの場合それは配属部署での任務となります)
ですから、極論すると「入ってしまえばこっちのもの」という考えが働いてもおかしくない環境の下で、採用活動を行っているわけです。
基本的に、エントリーしてくれた候補者全員に対して、自社の魅力をまず伝えることから始めるでしょうし、わざわざ辞退されるようなネガティブ情報は出しづらいもの。
選考が進み、あなたのことを評価してぜひとも入社してほしいという判断をされたとなると、是が非でも内定承諾してもらえるようにと、会社の良い面しかPRしないはずです。
できれば、面接官以外の現場の方々にも会わせてもらって、生の声を聞いてみるべきです。
ネットの書き込みは半信半疑
最近では、書き込みサイトやSNS上で、色々な会社についての評判が書かれています。たくさんの読者が集まっている「みんなの就活日記」のような人気サイトは、おそらくは多くの事実が載っているからこそユーザーから支持され、長い年月を生き抜いてきているはずですから、それなりに信憑性のある情報源だと考えて差し支えはないでしょう。
ただし、5段階で1などという極端な低評価をつけている人の中には、会社の中で人間関係がうまくいかずに退職した腹いせであれこれ書くようなケースもあり得ますし、逆に満点評価でベタ褒めすぎる例も怪しいものです。会社から「サクラ」として高評価をつけている可能性があるからです。
ネット上にある匿名での投稿情報は、そのような背景からやはり話半分、と捉えておきましょう。
口コミは、情報源の確認を
最後に、人伝て、口コミでの情報について。
これも半信半疑、で考えるべきですし、まずはその情報源がどこから来ているものなのか、の確認をするべきでしょう。
「社員から聞いた話」だとしても、大昔でその社員はとっくに辞めた後、みたいなことだってありますし、伝言ゲームになるうちに他の会社と混同されてしまっていることだってあり得ます。どうせ口コミ、人の声をアテにしたいのであれば、やはりなんとかして現職中の方に、直接会って話を聞くべきです。電話でも構いません。
信頼筋から、信頼できる情報をきちんと集めること。その気概なく、簡単にネット上で拾えるネタを鵜呑みにしてしまうことは、危険すぎるギャンプル行為です。
選考を受けるのであれば、直接そこの会社の社員さん達と出会える時間があるはずですから、自力で情報集めをする覚悟をするべきです。会社側だって、相思相愛となるために積極的に社員に会いたい、と言われて悪い気はしないはずです。
不安な気持ちから、どうしても薄っぺらいガセネタにも引っかかりやすいのが転職活動の大きな落とし穴です。
注意して、しっかりアンテナを立てて臨むようにしましょう。
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