人生100年時代、終身雇用制度も事実上崩壊し、これから先の日本社会では「状況に応じて仕事を変える」事が、これまで以上にスタンダードになっていくでしょう。もちろん、慣れないうちは歯を食いしばって厳しい仕事に向き合うガッツは必要です。しかし、「合わない職場」=人間関係であったり、仕事内容に固執することは、必ずしも得策ではないはずです。

選択肢は山のようにある
まず忘れてならない事実は、この日本という国の中には、170万社以上もの企業があり、200業種、500職種もの仕事が存在するわけです。たまたま何かの縁で出会った今の企業、仕事が自分にとってベストだなんて、そんな可能性のほうがむしろ低い位。世の中には「自分に合う仕事がきっとある」と考えるほうが自然です。
とはいえ、その出会いを現実のものとするためには、縁を引き寄せるための努力を続けることが最重要。つまり、より良い人生に転換するためには転職活動に全身全霊で取り組むことが求められるというのは、言うまでもないことではありますが。
「今の人生」の延長線を引いてみる
そして、現状に目をやってみましょう。今、ここまで社会人として積み上げてきた経験やスキルは、あなた自身の大きな財産。これを生かさない手はありません。もし転職活動など行わずに、現職に留まって努力を続けたと仮定した場合に、このままの人生を続けた延長線上にはどんな生活が、どんな仕事が待っているのか。あるいは、社内で自分よりも年長者、先輩、上司などの仕事ぶりを観察してみると良いかもしれません。
このままのベクトルで頑張った先に待っている人生に魅力を感じられるのであれば、そのまま頑張り続けるのも選択の1つです。社内には生きたヒントがたくさん存在するのですから、しっかり見てください。
動く後悔、動かない後悔?
転職という行為にとって最も難しいのは「どの選択が正解か」というマニュアルなど存在しない、という点です。同じ職場であっても、ある人にとっては天職となりまたある人にとっては地獄のような毎日にもなり得るわけで、つまりどの選択が正解なのか、というのは自分の心の中にしかないわけです。
気になる企業、仕事が見つかった場合に、今の仕事やこれまで培ってきた人間関係を捨て去って(とはいえ、関係が続く事もありますが)、新たな挑戦に身を置くのか、留まることを選んでその発見を生かさずに行くのか。動いても後悔するかもしれませんし、動かなかったことを後々悔いるかもしれません。こればかりは誰にもわかりませんから、結局は自分で決めるしかないのです。
腹を括れるか?
転職するにせよ、残留するにせよ、あるいは一念発起して起業するにせよ、どのチョイスをするとしても一番大事なのは「腹を括る事」ではないでしょうか。自分はこの道でやっていくのだ、と覚悟を決めて仕事に打ち込むこと。自らの選択を正解にするための努力を、日々真剣に続けていくこと。それさえ実現できれば、ある意味どの選択をしようとも転職を悩んでみたというきっかけ自体は「大成功」であったと言えるのではないかと思います。
仮に動かずに残留したとしても、何も考えずただ惰性で毎日仕事に向き合うのか、意志を持って今の仕事を選び、改めて頑張ろうと思えるのか。この差は思いの外大きな違いとなってくるはずです。いずれにしても、ただなんとなく・・・で仕事を続けること程愚かな生き方はありません。人生100年、たかが100年です。限られた時間を有意義に使って、最高の人生となることを目指してください。
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