仕事を続けながら転職活動を行う方にとっては、今の職場にその事が見つかるのはやはり気まずい事です。犯罪行為でもないわけですから、堂々とすればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。できれば、内定が出て退職を決めるまでは隠密に行動したいのが大半の方の希望ではないでしょうか。
ところが実際には、意外な程に転職しようとしていることは見つかってしまうもの。注意が必要なのです。

仕事に気持ちが入らない
周囲に隠してきたつもりでも「会社、辞めるの?」と突然言われたりすると焦ってしまいますよね。そうやってバレてしまう一番多いきっかけは、何気ない日常の仕事ぶりに「身が入らない」こと。心ここにあらず、という様子はこれまでとのギャップも大きく、長年一緒に働いてきた上司や同僚からするとすぐに感じてしまうものです。
「立つ鳥跡を濁さず」と言いますよね。辞めようとするからといって、頂いているお給料に変わりはないわけですから、会社から与えられた仕事に対しては全力で取り組み続けるべきです。また、そのようなスタンスだと、面接でも見抜かれてしまい「いざという局面では踏ん張ることができない人だ」というレッテルを貼られることにもなりかねませんよ。
人間、表情やしぐさでその仕事に向き合う「本気度」はわかるものです。
少しでも気を抜いてミスをしたり顧客に迷惑をかけてしまったりすることなどないように、プロとして仕事を全うしてくださいね。
外出や早退が急に増えた
面接の機会が増加するため、どうしても職場を離れる必要が出てくるのが転職活動です。営業マンとして外回りの合間に企業訪問するならいざ知らず、内勤の方が頻繁に席を外すようになれば当然周りからは疑われることになります。
有給休暇がある方は有休を使いながら活動すれば良いですが、あまりにも短期間に連続して有休申請をすると、これまた違和感のある話です。求人を出している企業側も、現職中の候補者への配慮はしてくれるケースが大半です。平日の夜や休日に面接設定をしてもらえないか、相談するようにしてください。
また、普段スーツ姿ではない方が急にスーツを着用するのも論外です。少し面倒でも外で着替えるとか、半休を取って一度帰宅するなどして工夫してください。面倒なのであれば、やはり休日を使って活動するほうが、より安全ではないでしょうか。
また、会社の近くをスーツ姿で歩いていて発見された、という事例もあります。いくら注意してもキリがない話かもしれませんが、可能な限り予防策を張りましょう。
意外な盲点がパソコンとも言われます。お昼休みに転職サイトを何気なく覗いているのがみつかった、というケースもありがちなので注意してくださいね。
会話が噛み合わない
会社の将来について、出世について、転勤について、同僚と仕事の話をする機会は誰にでもあるでしょう。
そこで気のない返事をしたり、会社の将来など興味がないといった素振りをすると、これも当然ですが長くいるつもりはないのかという事がバレてしまいます。
例え自分自身はまもなく離れることになるのだとしても、これまでお世話になってきた会社や仲間の将来を考え、自分なりの意見をしっかり発言してください。もっと言えば、辞める気満々で転職活動したものの、回り回って結局今の仕事の魅力、条件の良さを再確認して残留する、という可能性だってゼロではありません。普段通りの気持ちでコミュニケーションを取ることを心がけてください。
特に人間関係は、一度崩してしまうと取り戻すのは至難の技です。誠実に職場の仲間に向き合うことが、ひいては転職活動を成功させる道に繋がっているのだという風に理解してください。
経営者が相手の場合は尚更、こちらへの期待を口にされると重たく感じてしまうかもしれません。ですが、従業員として高く評価されるのはありがたい話です。自己PRの要素にもなるわけですから、ありがたく聞いておいてください。
関わりを薄くしようとする
仕事終わりの飲み会や部署単位での締め会、休日のゴルフや旅行などの社内行事に顔を出しづらくなり疎遠になる、という方もいます。
それも、これまで積極的に関わってきた陽気なタイプの方ほど“周囲の仲間を騙してしまっている”ような気になってしまい、欠席しがちになるようです。
毎回とは言いませんが、せっかく誘ってくれたコミュニケーションの場は大切にしましょう。転職して離れることになるのであれば尚更、その方々と一緒に笑い合うような時間は今しかないのです。
この時間をムダだと思うのか、リラックスの時間だとプラスに捉えるのかは考え方次第。
転職活動をしている中では、夜の飲み会も邪魔だと感じてしまうかもしれませんが、その会で仕入れる情報にも有益な話もあるかもしれません。
どうせ参加するならば前向きに過ごしてください。
辞めたいのですが、と宣言してから転職活動をする方は稀だと思いますので、内密に活動する際にはやはり上記のような点には十分注意するようにしてください。
会社を辞めるのは決して裏切り行為ではないのですが、そのように受け取られることもありますので・・・。
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