意気揚々と転職活動に臨み、無事に内定が出て転職したものの、いざ入社してみてから後悔する、という方がけっこういます。入社してから気づいても、それはもう後の祭り。そう簡単に、すぐにまた転職というわけにもいきません。
今回は、よくある後悔しがちな事例をご紹介します。そうならないためにも、しっかり転職先のことは事前に調べるようにしましょう。

1.人間関係が悪い
最も多いのはこの後悔かもしれません。もともと肌の合わない上司や同僚がいて転職を決意したはずなのに、転職先でも同じような、あるいは輪をかけて酷い上司に当たってしまった・・・なんて、目も当てられません。「上司は選べない」わけですから、短絡的に嫌いな人から逃げたい、という動機だけで転職してしまうと、同じような境遇になってしまうリスクもあります。
社風をしっかり見て、どんな人が採用されて働いているのか、チェックは必ずしておくべきですし、内定承諾前には一緒に働くことになる方々との面談を実施してもらえるとベストですね。
2.年収が下がる
なんだかんだ言っても、収入は大切です。転職活動では多くの場合、いったんは年収が下がるケースが多いのですが、問題はこれが「いったん」ではなく、入社後ずっと・・・という状況であることに、あろうことか入社してからやっと気づく、なんて方もいるのが現実です。
求人サイトに載っている情報は、あくまで転職時の初任給のみ。実際に働いて、3年後、5年後、10年後にどの程度まで昇給・昇進することができるのか、必ず確認するべきです。「それは人によるよ」と返されるかもしれませんが、モデルケースで「一番成果を出した方」と「一番成果を出せなかった方」との差異を聞くなど、大まかなレンジは確認できるはずです。
3.通勤地獄がつらくなる
やりたかった仕事だから、年収が増えるからと、通勤距離が長くなることを我慢できると踏んで転職してみても、通勤とは毎日、朝晩続くことです。
1日、1週間、1ヶ月なら我慢できても、1年、3年と通勤ラッシュに長時間巻き込まれ続けると、「給料が下がってもいいから家から近い職場がよかった」なんて後悔することになりかねません。
遠めの職場へ転職することになるのであれば、少なくとも同じ通勤時間帯に朝、晩と実際の電車に載って、その混み具合、つらさを体感しておいてください。それもたった1日だけではなく、2日、3日繰り返してみると、その時点で“これはきつい・・・”と思うかもしれませんよ。
4.会社の将来性がない
面接時には、往々にして面接官はその企業の「いいところ」しか教えてくれません。採用したいと思っているわけですから、都合の悪いこと、候補者が逃げ出すようなことは、できるだけ伝えたくない、という心理が働くのも致し方ないことなのかもしれません。
良い人事の方であれば、悪い点、ネガティブな情報も包み隠さず教えてくれるものですが、そういう面接官と会っているのかどうかは、入社前にはなかなかわかりませんからね・・・。入社してはじめて、その企業の業績が芳しくないこと、ボーナスが年々減少傾向にあることなどを知ってしまうと、これはもう最悪です。
上場企業であればある程度の情報は株主向けのレポートから読み取れますが、そうでない場合には、企業の実態をできるだけライブに掴むように心がけたい。食い下がって、いろいろな質問をしていくと見えてくることもありますよ。
5.自分の夢とリンクしない
条件面、勤務地、受かりやすさなどの観点で企業を選んでいくと、最終的に自分自身のやりたいこと、これから先の人生をどうありたいかというビジョンに対してリンクしない仕事内容になってしまうケースもあります。これではモチベーションが続くはずもありません。
やるからには、自分の夢に毎日一歩ずつ近づく、そんな仕事をするべきです。夢がおぼろげにしか見えていない、というのであればなおさら、せっかくの転職活動という機会に、自分のこれからの人生プランについてじっくり考えてみてください。
今回は、ちょっとナイーブな話になってしまいました。
皆さんにはこんなことにならないよう、しっかり自分にフィットした転職先をみつけてもらいたいと思っています。
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