どれだけ努力して会社の中で出世しても、年収はどこかで頭打ちになるのがサラリーマンの常。
であれば、できるだけその天井が高い業界、給与水準の高い業界に身を投じてみることも、転職活動の成功の一つのパターンです。
もちろん、高いフィーを獲得するからには、それなりの仕事のレベルは求められます。そのあたりの事情も併せて、検討してみましょう。

高年収である背景とは
給与水準が高い、ということは、考えられる背景は2つ。
1.業界全体が潤っている
原価構成比率が低く、利益を生み出しやすい体質であるIT業界や、いまだに多数の広告を取り扱っているマスコミなどは、常に一定の利益を確保しています。当たり前のことですが、利益が出ないと従業員に良い還元はできませんので、儲かっているかどうか、という観点はとても重要です。
自社だけではなく、その業界全体の雲行きを見るようにしましょう。
2.人に投資する必要がある
例えばその人そのものがサービスの根幹を為すコンサルティング業界など、人の介在価値が多い仕事については、より良い人材を確保する必要があるため、給与水準は上がります。
有形商材よりも、無形商材を扱う営業マンのほうがベースの水準が高いのもその理由からです。
採用マーケットはある意味正直なもので、高いフィーを出さないと良い人材は集まってくれないものです。
昔も今も、最人気業界は不変
そんな背景から、年収の水準が高い業界を列挙してみます(順不同)。
・総合商社
・マスコミ(TV、新聞)
・コンサルティング
・メガバンク
・投資ファンド
・航空
このあたりの業界だと、年収1,000万以上の社員があちこちに存在しています。これは今に始まったことではなく、昔から人気が継続している業界でもあります。
これらに続き、平均年収が600〜900万クラスの業界となると
・人材
・自動車メーカー
・IT
・インフラ
・運送、運輸
など、多岐にわたる業界が含まれてきます。
(各業界の中で、当然ですが大手ほど年収が高くなる傾向にあります)
労働時間と年収の相関関係
ここまでお伝えすると、例えば外資系のコンサルティング・ファームなどが高年収なのは前からわかっているが、いざ自分がチャレンジできるかというとかなりハードルが高く、それは無理だ・・・と諦めてしまう方も多いかもしれません。確かに、コンサル業界といえば激務で、残業がたくさんあり、自分で考えて行動することが求められる大変な仕事・・・というイメージがありますよね。
また、これも昔からですが、締切がタイトな中で切り盛りしているマスコミ関連の業界も、概ね残業時間が長いといえるでしょう。
しかし、年収が高い割に比較的残業が少なく、安定して休みが取れる仕事もたくさんあります。
例えば、業界を問わない話でいくと大手企業。昨今の過労問題を鑑み、働き方改革で非常に短い時間で業績を担保することが求められるようになりました(それはそれで、仕事の進め方がより難しくなっているはずですが・・・)
また、銀行や生損保など金融関連の業界も、残業についてはかなり厳しく言われるようになっており、”毎週水曜日はノー残業Day”といった独自ルールを定めているケースも増えているようです。
”勝ち馬に乗る”選択を
もう少し俯瞰してみると、先に書いたことに通じますが、業界全体が伸びているかどうか、社会のニーズにフィットしているかどうか、という観点で業界を選ぶことも大切です。
反対に尻すぼみで落ち込んでいる業界を選んでしまうと、何をやっても、どれだけ努力しても顧客は目減りし、業績も下降し、当然のようにボーナスも増えない・・・なんていうことになってしまいます。
新聞やニュースなどで、景気のいい話題が聞こえてくる業界はどこか。
そのアンテナは、しっかり張っておくべきではないでしょうか。
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