転職活動の面接において最も重要なこと、それは「あなたは何ができるの?」という面接官の疑問に一発回答することでしょう。
新卒時の就活では、まだ何者でもない学生が相手ですから、あくまでポテンシャルを見込んでの採用となりますから、どんな人物なのか、どんな性格なのか、に力点を置いて選考は進みますが、転職活動の場合には即戦力として明日入社したら何ができるのか、という点によって採否が決まるのです。自分がこれまでに積み重ねてきた経験と知識のどの部分が武器となるのか、しっかり自己認識する事が重要です。

プロフィールは「見ればわかる」
特に有名大学や有名企業に在籍した過去を持つ方の中には、殊更にその事実をアピールしようと面接で張り切ってしまうケースがありますが、これは逆効果にもなり得ます。
“そんな立派なプロフィールなのに、この程度の会話しかできないの?”・・・と。大体、プロフィールは履歴書や職務経歴書を見ればわかるもの。
良識ある面接官であれば、事前にレジュメには目を通してくれているはずですから、先方から訊かれることがない限りは、過去の実績自慢は不要です。
それよりも、そこで何を成し遂げたのか、という部分に力点を置くべきです。
結果よりもプロセスを伝える
これまでの半生の中で様々な分岐点があったはずです。新卒での就職活動をしたことがある方だと経験があるかもしれませんが、就活時に行った自己分析の中では、自分の人生における選択について振り返ってみたことがあるのではないでしょうか。
あれと同じことですが、分岐点に差し掛かり悩んだ際になぜそのチョイスをしたのか、どう考えて行動したのか、という点があなた自身の価値観や行動規範をPRスルことに繋がります。
東大卒です、ということがPRになるのではなく、なぜ東大を志したのか、なぜあんなに過酷な受験戦争を乗り切るまで努力することができたのか、受験勉強の頃には何を考えていたのか、そのあたりを伝えることが、あなたらしさを理解してもらえるヒントとなるのです。
夢よりも、現実
就職活動であれば、「将来はこんな仕事をしてみたいです」「10年後にこんな社会人になりたいです」といった、未来に関する希望、志向を伝えることも十分PRになるかもしれません。
でも、転職活動はもっとシビアです。そのような未来のビジョンを持つことは素晴らしいですが、面接官が知りたいのは今の話です。
10年後ではなく入社してまず何ができるのか、会社にどう貢献してくれるのか。1ヶ月、半年、1年、3年経ったらどうなるのか。
夢の話を膨らませるよりも、現実の状況をしっかり理解して頂くことに主眼を置くほうが得策です。ただし、面接の場に経営者が出てきた場合には、多少ともそのような未来の夢について語り合うことがプラスに作用することもあるでしょう。往々にして、経営者は現場にいないため、直接一緒に仕事をするわけでもなく、もっと大きな視野で転職候補者を目利きしていることもあるからです。
面接時の空気で判断するしかないのですが・・・。
当然、熱量ありき
上記のようにこれまでの半生、前職での経験を伝える際には、当然ですがやはり熱量というものは必要です。
淡々とした話し方であっても、その当時の仕事に懸ける想いがある場合と、そうでない場合とでは話のインパクト、迫力が全然違ってきます。
振り返ってみるとそこまで本気で仕事には向き合えていなかったかな、と思うのであれば、今からでも間に合います。目の前の仕事にまず全力投球するべきです。一つ一つの仕事、物事を大切にする人であれば、それぞれの行動について主体性があり、誇りを持ってきたはずです。
その熱量は、面接結果には大きく反映されることになるはずです。
同じ能力、経験であれば、熱意ある若者を採用したいと考えるのは、古今東西どこでも一緒です。
何といっても、面接では自分の良さをしっかり伝えて理解して頂くことが、内定への近道となります。しっかり準備して面接に臨みましょう。
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