何度受けても面接というのは緊張するもの。どうしたって準備してきた通り100%発揮するのは難しいでしょう。でも、面接官だって人間です。どんな受け答えを意識するべきなのか、相手の表情を見ながら対応することで、「伝わりやすさ」は違ってくるのです。そんな当たり前の事にも、緊張してしまうと意識がなかなかいかないものです。
今回は、面接官のタイプ別で注意すべき点について考えてみましょう。

口数の少ない聞き手タイプ
質問を短い言葉で投げかけて、こちらの回答をじっと待つ面接官は、時に“ちゃんと聞いてくれているのか?”と心配になる程無愛想に思えたり、目線が合わないこともあったりします。
でも、こういう方の大半は面接だからというわけではなく普段からぶっきらぼうにみえるコミュニケーションを取っているだけで、悪気はないですし話はしっかり聞いてくれているもの。話す量よりも聞く量が多いコミュニケーションに慣れているので、じっと聞くことは得意な人が多いでしょう。
焦らず、特に沈黙の時間を怖れたりする必要もないので、自分なりの言葉でゆっくり、しっかり話しましょう。
次々回答を求めるせっかちタイプ
同じように短い質問を繋ぐにしても、すぐに返事を求めてくる(言わないまでも、そのような空気を出す)せっかちな面接官もいます。
この手の相手に熟考はNG。瞬発力を試されてもいるので、端的にテキパキ答えるようにしてください。「〜〜で、〜〜が〜〜〜〜となって、〜〜〜〜です」みたいな、長ったらしい回答は一発アウト。
結論を最初に、求められばその内容を補足説明するくらいの意識でいると良いでしょう。【最初に簡潔に結論を伝える】というテクニックは比較的どのタイプの面接官が相手でも有効であるため、練習しておくべきですね。
笑顔を絶やさない優しそうなタイプ
一見、与し易いと感じてしまうものの要注意なのがこのタイプ。
にこにこしながら話しやすい雰囲気を作っているのは、面接の場ではリラックスして普段通りの力を発揮させてあげたいとの思いではあるものの、決して面接対象者を気に入ったから笑顔だというわけではなく、誰にでも平等に同じ対応をしていることが多いです。
そのため、笑顔でうんうんと頷いてくれてはいても、的外れな回答をしてしまったりロジカルでない話をしてしまうと、笑顔の裏側でしっかり×をつけられてしまいます。
せっかく話しやすい雰囲気を作ってくれているわけですから、そこには乗っかってリラックスすればいいと思いますが、安易に考えて軽い受け答えをしてしまわないように気をつけてください。
意欲を感じないやらされ仕事タイプ
時々、明らかにモチベーションの低い面接官に当たってしまうこともあります。
採用業務だけではなく、他にもメインの業務を担っていたり、あまりにもたくさんの候補者との面接が続き、疲弊してしまっているケースが考えられます。
そもそも、このような態度で面接に臨む人事がいる時点で、そんな企業は避けるほうが無難ですが、あえて対策を打つとすれば、「わかりやすくPRすること」です。
このような面接官が困るのは「なぜこの人を合格にしたのか?」と社内で聞かれた際にシンプルに答えられること、です。経験値やスキルなど、持っている武器で最もわかりやすい部分を強調することを意識してみてください。面接官に、材料を与えてあげるイメージです。
経営者など、見るからに自信家タイプ
最終面接では、社長自らが出てくる場合もあるでしょう。どっかり椅子に深く腰掛け、こちらの出方を伺っている様子でいろいろ質問してきます。
経営者ではなくてもこのような自信家相手には、もじもじと不安そうな対応をしてしまうことは厳禁です。できるかどうかわからないことを訊かれても、それは本当にできる能力があるかどうかを問うているわけではなく「やります!」という意欲があるかどうかを確認していることがほとんど。
空元気でもいいから「チャレンジしたい」という強い意思をPRすることが必要不可欠です。ついつい緊張して表情も強張ってしまうかもしれませんが、その表情の変化もチェックされていますから、多少無理にでも笑顔を作ることを意識してください。
強面に見えても優しい人が多いのもこのタイプ。過度の緊張をしないように、頑張ってコミュニケーションを取ってください。
十人十色、これ以外にもいろんなタイプの人間がいます。
相手の求めるものに合わせて会話をするトレーニングを、少しずつ行ってみてはどうでしょうか。
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