たいていの求人は、採用予定人数は1人から数名までというのが一般的です。いくら売り手市場になったとはいえ、人気企業の人気職種では、求人情報が公開される度に応募者が殺到し、求人倍率ははね上がってしまいます。
皆さんはTVやネットで「売り手市場=転職は誰でもできる」というイメージを持たれているかもしれませんが、そんなことはありません。何度も面接に臨み失敗続き、という方もたくさんいるのが実情です。

人格を否定されるわけではない
よくある誤解なのですが、面接で不採用との連絡を受けると、全人格を否定されたかのように感じてしまって落ち込んでしまう、という方がいます。
これは大きな間違いで、あくまで今回の採用ポジションにはフィットしない、持ち合わせているスキルや経験が活かせない、というジャッジをされただけのことです。
「いい方なんだけど、うちには合わないなあ」という感想を人事側が感じていることだって多々あるわけです。
ですから、面接の合否にいちいち一喜一憂するのは精神衛生上よくないことだと思います。
1社、2社、不採用通知が届いたくらいのことは、「よくあること」。いちいち気にせず、自分にあう次の企業を探す行動に出ればよいのです。
だいたい、身体はひとつ。転職できる先も1社だけです。焦らず、じっくり探せばよいではないですか?
メンタル安定のため、在職のままで
転職活動に集中しようと、今の勤務先を退職してから活動する方もいますが、これは極力避けるべきでしょう。
なぜなら、退職してしまってからの転職活動では、早く内定が出ないことには次の道が決まらない、収入も途絶えて口座からどんどんお金が出ていく一方になる、という精神面でのプレッシャーを受けることになります。焦る気持ちが勝ってしまうと、そこまで本命視していない企業の内定でも承諾してしまうほうにバイアスがかかってしまったりもします。
在職したまま、合間を縫っての転職活動は確かに大変ですが、いざとなれば戻る場所がある、そして収入もきちんと継続しているという土台の上での活動は、メンタルの安定に貢献してくれるはずです。
色々活動した結果、「隣の芝生が青く」見えていただけだということに気づき、現職に残留するという選択肢もあってよいのです。選択肢は多ければ多いほど、落ち着いて活動できるでしょう。
不調のまま無理して続けない
面接でどうしても緊張してしまい、自己PRがうまくいかないというケースもあり得ます。不合格が続いてしまうとさらに緊張してしまい、次の面接でもガチガチになって失敗してしまう・・・。こうなると悪循環で、表情も暗くなり、自然と悪い方へ悪い方へと意識が動いてしまいます。
そんな時は、思い切って転職活動を中断し、リフレッシュする時間を設けてはどうでしょうか。小旅行に出かけても良いですし、時間やお金の制約がある場合には近所の公園に出かけてみるだけでも気分転換になります。
青く晴れた空を眺め、木や川などの自然に触れてみると、月並みですが随分と小さなことで悩んでいる自分に気づくはず。別に生命に関わる大病になったわけでも、大切な人を失ったわけでもありません。
これから努力さえすれば、なんとでも道は開けるわけですから、たいした悩みでもないという事に気づくことができれば、翌日からまた心機一転、頑張ることができるでしょう。
どこもかしこも人手不足!
先に述べたように、人気企業、有名企業での求人倍率はとても高く入社するのは至難の業ですが、社会全体を広く見渡せば、相変わらず圧倒的な人手不足感が続いています。
名前を知らなかっただけで、人間関係が良く仕事内容に魅力ある企業はたくさんあります。どこかしら、あなたのことを必要としてくれる求人があるはずです。
焦る必要などまったくありませんので、自分がやりたいことは何か、どんな人生を歩みたいのか、しっかり考えて企業探しを続けてみてください。
自分に合う求人と出会うことができれば、面接も自然体で受けることができますし、面接官からも最高の印象を勝ち取ることができるものです。
自信を持って、笑顔を忘れずに、転職活動に取り組んで頂きたいと思います。
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