求人倍率が上昇を続けるここ数年、なかなか採用成功に至らない企業側はあの手この手で採用確率を上げるためにと、面接の手法についても変化の兆しがみられます。会社の事や仕事内容への理解を深めてもらいながら、同期形成までできる時間にしてしまいたいという思いが強くなっているのでしょう。
今回は実際に、どのような面接がトレンドとなっているのか、ご紹介したいと思います。

面接ではなく”面談”や”座談会”形式
最初から堅苦しい面接を行うのではなく、ざっくばらんに会話しましょうという面談や、社員数名との座談会形式で、お互いを知る場として設定する企業が増えているようです。
もちろん、企業としてはあくまでも初期の選考の場。候補者の態度、質問内容や会話の受け答えから、自社に合う人材かどうかの目利きはされているので、面接ではないからといって油断は禁物です。
特に人事担当者にとっては、最初に同じ職場で働くことになるかもしれない社員と面会しておくことで、ミスマッチを事前に防ぐことが可能になるため好評なようです。
職場見学会の実施
座談会に似た話になりますが、実際の職場を見てもらって、社風や仕事内容、どのような人たちと一緒に仕事をすることになるのかを知ってもらおうとする職場見学会を、一次選考の後あたりに設置する企業も増えているようです。
候補者にとっては、やはり実際の職場を垣間見ることができる点はメリットになるでしょう。企業側としても、少しでも自社への志望度を上げてもらうためには、やはり現場を知ってもらうことが近道だと考えての策ではないでしょうか。企業にとっては、入社もしていない一候補者を社内に招き入れる、という行為がセキュリティ上どうなのだ、という別の問題を内包しているため、そのあたりは会社としての意思統一が必要になります。
回数を定めない選考フロー
これはまだまだ珍しいパターンかもしれませんが、書類選考→一次選考→最終選考、というような一般的なフローから、人によっては三次、四次と、面接を繰り返し実施する企業もあります。
これは決して嫌がらせなどではなく、候補者に対して”できれば入社してほしい”と思える人材だが、求める要件に合致しているかの見極めが完了していない場合や、本人の志望度が上がっていない場合に、モチベーション醸成も兼ねて複数回の面接に至ることがあります。
少なくとも、次の面接に呼ばれるということは悪い評価をされているわけではないのですから、そのようなフローになった際にも慌てず、企業側があなたの何をもっと知りたいと思っているのか、推測してみましょう。直接質問してみてもよいかもしれません。
この他にも、AIを使ったスクリーニングなど、新しい手法はどんどん生まれています。受ける側も慌てず、対応できるように準備したいですね。
その他の関連記事はこちら
facebookページはこちら