選考を受ける際には、もちろん誰もが合格、内定をもらうことを目標において臨みます。この事自体は当然で、その意識が悪いというわけではないのですが、あまりにも内定が欲しいという気持ちが先走りすぎると、いろいろな意味で弊害が出てきてしまうのも事実です。本心を伝えないまま不採用となっても、あるいは内定が出ても、後悔だけが残るのではないでしょうか。

ウソをつき通し続ける?
背伸びして誇張表現したり、自分を良く見せようと過去の業績について“盛った”エピソードを披露してしまう人もいると思いますが、これは要注意。
まず、そのような誇張表現、ウソについては、面接官も百戦錬磨のプロですから、あっさり見破られる可能性が高くなります。その場ですぐにバレないとしても、質疑応答を続けていくうちに整合性のない話になってしまったり、態度や表情で自信のなさが表になってしまいがち。
また、仮に面接自体はやり過ごして内定が出たとしても、入社してからもずっとあなたはその「演じた自分像」を引っ張る必要が出てきてしまいます。毎朝、偽りの姿を作り上げて出社するなんて、心苦しくありませんか?
人材要件に合っていない危険性
求人を出す際に、企業側はいわゆる「人材要件」を設定します。どんなスキル、経験を持っていて、どんな思考で、どんなタイプの人間なのか。職場の仲間たちとフィットしそうな空気感といったファジーな要素も含めて、面接の場ではあなたがその要件に沿っているかどうか、を面接官はチェックしています。
そこを偽って、本来の自分の姿ではない状態で評価されてしまったとしても、実際に入社してからあなた自身が居心地良く感じられなかったり、職場の先輩や同僚と価値観が合わなかったり、任された職務が到底自分の経験値では賄えないレベルの内容になってしまったり、、、といったリスクを伴います。あくまで、面接の場では等身大の自分をしっかり伝えるべきなのです。
自分自身の納得感を得よう
どれだけ背伸びしたところで、面接に合格するかどうかは、結果が出てみるまでわかりません。
偽りの回答を続け、背伸びした結果不採用となれば、こんなに悔しいことはありませんし、仮に内定だとしても、あなた本来の姿を見て、知って評価してもらえたわけではない、という時点で納得してゴールすることなど不可能でしょう。転職活動を満足して、最高の結果を得て終えるためには、何よりも真剣に、本音で面接に挑むことが求められるのです。
それは、相手がどうこうという以前に、あなた自身が心の底から納得し、満足できる結果を得るためには、絶対に欠かせないプロセスだからです。
お化粧をいつもよりもしっかりする、普段は着ない一張羅のスーツを着る。この程度の「背伸び」は良いでしょう。でも、自分が本当は思ってもいないこと、やってもないことを、あなたの考え、経験として伝えてしまうと、その時点でいい面接にはならないわけです。
恐れることなく、真っ向勝負でぶつかりましょう!
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