ファッション大好きな人たちから、いつの時代も一定の人気があるアパレル業界。華やかな仕事、魅力的な仕事と感じられるでしょう。
でも、例えば給与水準が低い、激務だといったイメージは広く浸透しています。さらに、ここ数年は大手の倒産が相次ぎ「斜陽産業」だという事もだんだん認知されるようになってきました。 それでも、希望者が後を絶たない人気業界です。志望する場合には、その“表と裏”を知っておきましょう。

儲かりにくくなってしまったビジネスモデル
まず、アパレル業界のことを語るには切って話せないのがこの話です。
ひと昔前とは異なり、ファストファッションが流行し、メルカリなどの個人売買ツールも発達したこの時代。
簡単に服が売れる時代はとうの昔に過ぎ去ってしまいました。
一着あたりの価格も、どんどん安く、それでいて高い品質も求められる時代です。
家賃や光熱費、そして高い人件費を払って店舗を構える販売スタイルは、非常に苦しい商売を強いられる形になりました。
それでも、服が好きな人にとっては、大好きなブランドの服に囲まれる仕事に対する憧れ、満足度が高いというケースは今もなお多くあります。
自由に服を買う時間、お金がない
その一方で、長時間労働、そしてなかなか上がらない給与面については、業界全体の大きな課題と言えるでしょう。
特に、「社販」(=社内販売)と呼ばれる“自爆制度”はなかなか厄介で、ただでさえそう高くない月の給料から、店頭に立つための服を自費で購入しなくてはならないとされるルールが蔓延しているため、手取り収入を考えると他社ブランドの好きな服を買うための予算は限られてしまいがち。
皮肉にも、服が好きで就職したはずなのに、自由に服を買うことができない、なんて事態にもなりかねません。
また、接客の仕事であるためお客様が多く来店してくださる週末はなかなか休めないのも一般的です。
ショッピングするお金も、時間も、なかなか思い通り手にすることができない・・・というわけですね。
それでも、服が好き
そのようなマイナス面があっても、昔から大好きだったブランドの服を着て、同じ服を探しにきたお客様の接客をする。
これは、なかなか他の仕事では得られないやりがい、快感だったりもします。
素材にまで興味を持っているような、根っからの服好きな方にとっては、やはり天職だといえるのではないでしょうか。
企業側もよくわかっていて、この業界の採用試験では「あなたはファッションのことをどう考えていますか?」といった類の質問をよく行います。
にわか仕込みの「アパレル好き」という看板は、おそらくあっという間に剥がされてしまいます。
本当に服が好きで好きで、他人の人生に良きスパイスとなるようなご提案ができる。
そんな喜びを感じたい方には、ぜひチャレンジして頂きたい、夢のある職業だと感じています。
「好きこそものの上手なれ」
こんな言葉が似合う方に、お勧めの業界と言えそうですね。
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