転職事例集

地域間移動を伴う転職で、入社前からヘロヘロに・・・乗り切るコツは“郷に入っては郷に従え”!

投稿日:2022-01-25 更新日:

大学進学を機に東京に出て10年目の春。
新卒で入社し5年間務めたコンサルティングファームを退社し、両親の介護をしながら働くために、地元福岡の同業ベンチャーに転職することになりました。

自分にとっては勝手知る福岡の地に戻るとあって、引越しのことは簡単に考えていましたし、また転職先の仕事についても、同じ業界の同じコンサルタント業務ですから、すぐに慣れるだろうとタカを括っていました。





引越しはスケジュール管理が命!

内定が出て、会社にも1ヶ月前に退職届を提出。
その時には、数ヶ月先にまさか自分が地獄を見ることになろうとは、夢にも思っていませんでした。

何といってもこのご時世のこの時期、引越サービスがまったく捕まらないのです。一年で一番の繁忙期ですから、よく考えれば当たり前のことです。3月半ばに各社に見積依頼を出してみたのですが、戻ってきたのは「この時期は無理です」というNG連絡ばかり。

時々、「この日のこの時間なら行けますが」とピンポイントでの連絡があっても、こちらも前職の引き継ぎと、新しく入社する会社での健康診断や事前研修など、もう1ヶ月先まで殆どの予定が詰まってしまっており・・・よくよく考えると、”転職先を決めることに必死で、引越しのスケジュールを何も考慮していなかった・・・”ということに、内定後に気づき愕然としてしまいました。

東京⇄福岡を何往復も・・・

事情を両社に説明し、最大限考慮してもらえることになったものの、結局引越しできるのは4月半ばとなり、それまでは福岡に行く際は実家に都度戻るようにしました。

前職の引き継ぎをまず済ませてしまいたかったのですが、このアポイントは自分だけの都合では決められず、クライアント側から「こちらも担当が替わることになったので4月以降にしてほしい」や、「この週末なら時間を作ることはできるが、それ以降GW明けまで海外にいる」など、数社どうしても調整できない先があり、その度に福岡から東京まで移動するハメになってしまいました。時間、コストとも膨大になっていき、もっとうまく引き継ぎを行う方法があったのではないかと後悔しました・・・。

残務処理は、すべて遠隔操作。

自分自身が時間とコストさえかければ東京まで出て行き、残っている業務を片付けていくことができたのですが、それも4月に転職先へ入社するまでの間だけ、でした。

いくつか残案件がある点については予めお伝えしていたため、特例として入社後に数日、東京へ戻らせてもらう日を決めてはいたのですが、それ以外の日でも後任のコンサルタントから次々と相談のメール・電話がきます。一番困ったのは、クライアントが会って打ち合わせしたいと仰る時。特にクレーム案件は、メールや電話ではお怒りが増幅してしまいがちでしたので、必要以上に時間がかかってしまいました。
遠隔操作の限界を感じた瞬間でもありましたね。

商習慣のギャップも。

九州の人間でありながら、ビジネスは東京でしか経験がなかった私は、九州ならではの商習慣にも驚きました。
やはり東京とは異なり、地元意識が強く、地元愛に触れる機会が大幅に増えることになったのは嬉しい誤算でしたが、一方で商談が以前のようにデジタルライクには進まないのです。

お見積を出しても、「ああ、考えておきますよ。それより一度、飲みに行きませんか?」とくるわけです。
もちろん東京にいた際にも同じようなお誘いを受ける機会はありましたが、その頻度が一気に増えたのです。
商売の進め方が、ご当地それぞれ違っていたのですね。

実家近くの賃貸物件にも無事引越しが終わり、実家にも顔を出しながらの福岡生活が始まってもうすぐ1年になります。
やっとこちらの生活にも慣れてきましたが、つくづく”1年前は、本当に大変だったな・・・”と思い返しています。

皆さんも、引越しを伴う転職をしたいという際には、しっかり段取りを考えるようにしてくださいね。私みたいにならないように。



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