円安が止まらず、物価上昇は繰り返され、人々の暮らしは日に日に苦しくなってきた感があります。物価が上昇しても年収が増えない人々にとっては、いくら株価が上昇しようと好景気の実感など得られません。ひとときの新型コロナ渦の時期には、世界中で多くの失業者を生んでしまいました。働きたくても仕事がなく、職にありつけない人がこのまま増えていくと、さらなる窮地を迎える事になるかもしれません。今、定職に就いている誰もが、楽観視できる未来ではないのです。

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人がいる限り、経済活動は起こる
どれだけ景気が悪化してお金が回らなくなるといっても世の中に人という存在がある限り、毎日ご飯を食べ、家に住み、服を着替えてお風呂に入っているわけですから、経済活動はなくなりはしません。必ず、何かしらの活動が常時発生しているのです。これまでとは形を変え、場所を変えているだけなのです。
・居酒屋で飲み会をしていた人は、スーパーでお惣菜を購入して自宅で食事を摂る。
・学習塾に通えなくなった生徒は、パソコンを接続してオンライン授業を受ける。
・旅行に行けなくなった家族は、休日にみんなで自宅でのボードゲームに興じる。
消費の対象が刻々と変化し、それでも尚人々は何かを消費し、生産して生きているのです。全員が石ころのように固まって文字通り「何もせず」毎日を過ごすようになれば、それこそ経済は死ぬことになり、仕事はなくなりますが、そんな事態など起こり得ないのです。
若年層労働者が不足している
そして、この日本という国の人口構成はいびつなピラミッドになっています。ベビーブーム時代のシニア層が多数いる一方で、少子化の煽りを受けた若年層はどんどん減っています。事業継承や会社の存続を考えると、どこの会社にとっても若年層の採用はどれだけ景気が悪化しようとも、一定数必要であり続けるはずです。
若くて元気な人材を欲しない組織など、世の中にあるはずもありません。若さはそれだけで武器になる、ということを、もっと自信にしても良いのではないでしょうか。もちろん、それだけに固執し胡座をかいていてはダメですが・・・。
20代、30代を必要としてくれる求人は、今後もなくなることはないでしょう。
そう考えて、前向きに転職活動にチャレンジするべきなのです。
新たな需要が生まれている
新型コロナショックを経験した事により、世間ではこれまでと人々の物事に対する価値観も変化しつつあります。例えば、これまでは「人溜り」があることがビジネスチャンスの創出の起点となるため、首都圏の都心部に住むことは、大きな価値があるとされてきました。国内でも最も地価が高いエリアでもあります。
ところが、人が密集している、という事実は、今後は大きなリスクとなります。仕事のオンライン化が進めば、わざわざ危険を冒し、満員電車に乗ってまで都会に住み続ける必要などなくなっていくのです。
そうすると、地方でゆったり暮らす、仕事は遠隔でもパソコンでスムーズに行う、ということが起こるでしょう。地方での雇用機会も多数生まれ、オンライン化など人々の新しい生活スタイルにアジャストするための商品やサービスも多数生まれていくことになり、新しい会社、新しい仕事もどんどん発生するはずです。
明けない夜はない
少子高齢化の進むこの日本では、かつての高度経済成長期のような高揚感を感じられる空気感はもう二度と得られないのではないかと言われています。人手不足で「売り手市場」だといくら言われようと、ごく一部の好条件で働ける大企業の求人はいつでも大人気で応募が殺到し、余っているのは名もない中小・零細企業の求人ばかり。自分の好きな事を仕事にして、ポジティブに楽しく働きながら暮らしていくというのは、もはや幻想に思えるかもしれません。でも、世の中には本当に色々な仕事があります。誰かの役に立つ仕事で、興味を引くものがきっとあるはずです。
今、転職活動が厳しい状況になり苦戦されている方も大勢いらっしゃるとは思います。決して心を折られることなく、前を向いてください。事態は好転します。希望を持って、そして、常に正しい情報を仕入れて、自分の頭で状況判断をするようにしてください。
今だからこそ必要な仕事、人々の役に立つ仕事が、きっとあるはずです。
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