コロナ・ショックもやや落ち着きを見せているここ数ヶ月、多少とも景気が戻り、転職市場は賑わってくる様相を呈しています。
転職したいと考える人にとっては、ここ数年で最もチャンスが多い時期なのではないでしょうか。でも、これからの時代、「就職」の概念が変化していく可能性も高いわけで、賢くスマートな転職をすることが、人生を豊かなものにしてくれる最善の方策となりそうです。

ダイバーシティの推進
何よりもデジタルツールの普及によって、多くの仕事が遠隔でもできるようになってきたことが大きなポイントです。
かつては、毎日決まった時間に同じ場所へ出社し、同じメンバーで顔を合わせて朝礼をする・・・というのが、どこの会社でも見られた光景でした。
でも、今の時代、その旧態依然とした手法は古臭いと言われるようになりました。
ダイバーシティ、多様な働き方を実現するためには、子育てしながら時短で勤務するママさんや、イクメンで家事もこなすパパさん、他の仕事も掛け持ちでこなすフリーランスなど、いろいろなタイプの雇用形態が必要になってきました。
会社に人がつく < 仕事に人がつく
そうなると、ある仕事に対して、その業務を行う人をアサインするようなチームの組み方が効率化のためには必須となります。
ベンチャー企業などでは、プロジェクト毎にメンバー選定は社内外問わずに様々な人が集まることはもはや日常光景となりつつあります。
漠然とした「会社に人がつく=就職する」という考え方ではなく、案件毎にその仕事を実行する人がつく、という業務委託の考え方が、ますます主流となっていくのではないでしょうか。
そのほうが、それぞれ案件のスピードはアップできるでしょうし、仕事に対してフィーを設定できるわけですから、企業としても費用対効果は改善していけるでしょう。”就社”という考え方自体が、これからは古いものとなっていくものと思われます。
必要なのはポータブル・スキル
仮に、あちこちの企業でこのようなプロジェクト単位での仕事のアサインが当たり前の世の中になれば、名刺の肩書き・・・「**株式会社の**です」というPRは、いくらそこが名だたる大手企業だとしても、さしたる意味は持たなくなります。そうではなく、「**ができる**です」というPRが必要になるわけで、それは企業の枠を超えて、どこへいっても通用するスキル=ポータブル・スキルのことを指しているのです。
自分にはこれができる、という「軸」があれば、その仕事を担ってくれる人を探す企業はあちこちから出てくるでしょう。仕事にありつけなくなる、なんて心配は無用になるわけです。
現代社会はまだまだ年功序列の、”就社”を前提とした護送船団方式の新卒一括採用がマジョリティとなっているので、突拍子もない話に聞こえるかもしれません。
でも、もう近い将来、いくつもの会社のプロジェクトを並行して掛け持ちする人がわんさか誕生することになると思いますよ。
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