どうせ転職するなら、これまで所属していた落ち目の業界ではなく、今から伸びていく成長産業に関わりたい。そう考える方は少なくないはずです。でも、実際にどの業界が現在伸びていて、かつこの先も有望なマーケットであるのか、ということについては、なかなか外から見ているぶんにはわからないものです。
今回は、成長し続けている業界の目利きについて、考えてみたいと思います。

”人”に勢いがある
アナログな話になってしまいますが、伸びている業界は、総じてどの企業でも仕事は忙しく、次々と事業を拡大させて人も増やしていたりします。伸びている=人気業界であるため、いい人材が次から次へと参戦し、そもそも活気溢れる状況になりやすいもの。
実際に面接会場や社員面談などで、候補者や入社した若手社員と会う機会があれば、何よりもその人たちをじっくり観察してみましょう。伸びている企業であれば、一人一人のモチベーションが高く、勢いが感じられるはずです。残念ながら落ち目の企業であれば、まったく逆ですね。本来元気な方であっても、どこか影を感じるような印象になるかもしれません。
求人の募集背景が「増員」である
ごくごく当たり前のことですが、業績が良くどんどん伸びている企業であれば、基本的には求人の背景は「増員」であるはずです。そのような状況下での求人は雰囲気が明るく、新しい仲間を心から望んでくれている様子が伝わってくるでしょう。
急な退職者の穴埋め、などのネガティブな背景であれば、どこか切迫感のある、大人しい雰囲気での面接になることが多いようです。
また、このような増員での求人は、多少のチャレンジ採用も許されるため「これまでとちょっと違うキャラクターを」という採用枠もできたりすることがあります。狙い目かもしれません。
株価が上昇している
上場企業であればその企業の、そうでなければ同業界内で上場しているライバル企業の、株価は必ずチェックするようにしましょう。数字は正直です。いろいろ理屈はつけられても、株主の目はごまかせないものです。
実際に業績が上向いている場合は、株価もしっかり下支えされ上昇基調に、反対にシュリンクしているマーケットであれば下降線を描いているはずです。単に株価がどうか、ということだけではなく、企業としての分析レポートも読むことができますので、できれば(無償で作ることも増えている)証券口座を作っておき、株式情報も収集すると良いでしょう。
広告宣伝費が増えている
特にBtoC企業に多い話ですが、利益がふんだんに出ている場合は、どうせ税金がかかるならと思い切った広告宣伝を打つことが可能になります。これまでみかけなかったTV-CMや雑誌広告、インターネット広告を見かけることがあれば、まずそれは何屋さんで、どんな業界なのか、興味を持って調べてみるクセを身につけましょう。
派手であればいいというものではありませんが、儲かっている企業は、端々にその気配が滲み出てくるはずです。また、よく勘違いされる方が多いのですが、大手企業、有名企業=成長している、とは限りません。むしろ図体が大きすぎて小回りが効かず、苦しい状況になっている大手もたくさん実在します。
何社かは経営破綻して近年ニュースにもなっていますしね。
さっと調べることができる内容から、自分の足で拾いにいかなくては得られない情報まで色々ありますが、元気な企業を1社でも多く発見できるよう、ぜひ少しでも参考にしてください。
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