どうしても今の会社を早く辞めたい。面接では、選考を受ける企業からは、その職場の「イイトコロ」しか伝えられない。そんな見栄えの良さに惹かれて、転職をさっさと決めてしまう方が増えているようです。早く次の職場を決めて安心したい。その焦りの気持ちは十分に理解できますが・・・。
後から後悔しても仕方ありませんので、慌てずしっかり考えるようにしたいものです。

HPが綺麗なのはいいこと。でも・・・
新興ベンチャー企業にありがちな話ですが、HPを見ると、どこでも笑顔の社員さんがたくさん載っていて、綺麗なオフィスの写真に魅力を感じる・・・ということもあるでしょう。もちろん、その社員さん達の笑顔や、オフィスの外観がウソであるとは言いませんが、事実だとしてもあくまでもその企業の「一部分」にすぎません。しかも、一番見栄えのいいところ、なのです。
特にHPは、昔と異なりそこまでコストをかけなくても、比較的容易に小綺麗に纏まったサイトを作成することが可能です。ですから、あくまでHPだけを見て「いい企業だ!」と思い込むのはやめましょう。
もちろん、ロクに更新もされていない、社員さん達が楽しそうではないというような、見ていても楽しさを感じないような企業は、さすがに魅力に欠けると言わざるを得ないでしょう。
面接で聞かされるのは「イイトコロ」だけ!
不動産で部屋を借りるときと同じ話かもしれませんが、会社の雰囲気や仕事内容について、面接官から聞かされるのは基本的にはその会社の持つ「イイトコロ」だけ、です。わざわざ、「うちはサービス残業が長くてね」などと、自分たちのデメリット、短所を伝えてくる方はいないでしょうから・・・。
ですから、あくまで質疑応答では、多少聞きづらいと思っても、しっかりと企業としての課題、いわゆる「弱点」や、職場の「良くない点」を確認しておくようにしてください。
大体、入社してから「こんな話、聞いていません!」となってしまうのはそういうステップを怠ってしまう方に起こりがちですので・・・。
説明会や面接の場での企業側のPRは、良くも悪くも「話半分」と思って聞くようにしましょう。
企業理念、ビジョンに共感していない
条件面が気に入ったり、面接で会った社員さん達とだけ意気投合したりして転職を決めてしまった場合、実は最も大切な企業理念、ビジョンが自分の価値観、やりたいことと大きくずれてしまっていることに、入社してから気づいて後悔するハメになります。
一番てっとり早いのは、中小企業であれば経営者、社長に直接会って話をすることです。社長さんの人柄、人格、雰囲気、そこに魅力を感じることができるか、”なんだ、この人は・・・”と失望してしまうか。社長はその企業の船長なのですから、向かうべき先が、自身の目指す方向とまったく異なっていたら、、、これは、幸せな働き方ができるはずもありません。
面倒がらずに、企業理念、ビジョンについては文字をなぞるだけではなく、その中身、内容についてしっかり理解するようにしましょう。
企業側としても、その根幹となる部分を理解しようとしてくれる行為は嬉しく感じてくれるはずですよ。
ノリと勢いも時には大切ですが、人生の大事なチョイスとなる転職活動においては、ぜひじっくり、真剣に考えてみてくださいね。
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