食品の専門商社で営業として働いてきた私は、結婚後の出産を期に、一旦仕事から離れることになりました。
退職も考えたのですが、社長から慰留して頂き、育休、産休という形を選択しました。
その後、2年近くの休業期間を経て、時短の営業のアシスタント役として復帰することになりました。働き方を変えたことで、仕事に対してたくさんの気づきや心境の変化が起こりました。

時間に対する意識が変わる
独身時代は、良くも悪くも時間の使い方は自由でした。
仕事を要領良く進めることが苦手だった私は、人よりも時間をかけて資料を作成したり、顧客対応することでなんとか周囲のペースに追いついてきました。でも、結婚して子供もできた状況では、後ろの予定も決まっています。
時間に対する感覚がどんどん変化していきました。
時間は有限であり、仕事には必ず納期がある。そんな当たり前のことを、時短勤務することによって改めて意識することができました。
今になってよくよく考えてみると、好きなだけ残業するというのは、時間に対しての意識がいかに甘かったかと感じてしまいます。
生産性を気にすることがなかった私の仕事のスキル、レベルはなかなか上がらなかったわけです。時間が短いからこそ、やるべきことを明確にし、できないことを捨てる勇気を持つ。そういう取り組みができるようになりました。
責任感が芽生える
周囲の正社員よりも短い時間で仕事に取り組むことになり、以前のような営業職では夕方からの顧客対応が物理的にできなくなってしまうことから、営業事務として新たな役割を与えて頂きました。
自分の都合のせいで、営業さんに迷惑をかけることはしたくない。
そんな思いから、依頼された仕事に対しては抜け漏れなく完遂できるようにチェックする習慣ができました。
これも、単にいち社員として営業をしていた頃に比べると、格段に仕事に対する意識が変わり、責任感が芽生えたと感じています。
会社という組織に所属して仕事をする以上、1人ぼっちで業務に取り組むことはほぼ皆無です。
常に、人と関わりながら、お互いに影響を与えながら業務を行っているわけです。
自分が帰った後に、周りの人達が困るような事態にはしたくない。
その気持ちを持つことで、自分の仕事に対して責任感をはっきり持つようになりました。
チームワークの大切さを感じる
先に書いたように、自分1人で完結する仕事などほとんどありません。
特に私は、営業事務という職種にチェンジしたおかげで、常にある営業さんと組んで仕事を行うようになりました。
外回りの営業だけをしている頃には気づいていなかったのですが、内勤のスタッフさん達はいつも営業マンが営業活動に集中できるように、いろいろな配慮をしています。総務、経理などバックヤード側では、会社を守るために様々な雑務、会計業務を担っています。
そのような全体像が少しでも見えてくると、自分の仕事の意味や、周囲との協働がいかに大切かということに気づかされました。
現在、時短での業務がなんとか回せているのは、紛れもなく職場の仲間の協力があってこそです。
日頃助けてもらっている恩を忘れずに、私も誰かが困っていたらすぐに手を差し伸べたいと考えています。
そのような助け合い、誰かのためにと考えて行動することが、仕事のクオリティを上げ、職場のモチベーションをアップさせていくことに繋がっているのだと感じます。
一度職場を離れたことで、俯瞰して色々な物事を見られるようになったことで、自分のマインドや働き方を変えることができたのではないかなと思います。これからも、頑張っていきたいです。
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