転職活動において、成否を分けるのは転職希望者と求人企業のニーズがどこまで合致するか、その一点にかかっています。しかし、自分にフィットする求人をみつけて転職することができるのかどうかは、あなたがどこまで積極的にチャンスを取りに行き、そして勇気を持って行動に移すか次第です。
誰にも等しくあるものは1日24時間という時間のみ。その時間を有効に使うのか、無駄にしてしまうのかは心がけ一つで大きく変わってくるのです。どうせチャレンジするなら、全力で挑んでみませんか。

石橋を叩いても渡らない・・・?
この日本社会においては、戦後の長い間「ひとつの会社に就職し、定年まできちんと勤め上げること」が美徳とされてきました。
事実、高度経済成長の時期には深く考えなくとも入社した会社での仕事に没頭し、会社からの指示に盲目的に従って転勤や異動を受け入れ続けているうちに役職は上がり、収入も右肩上がりに上昇していたのです。転職などというリスクを伴うことを考えるよりも、今の地位、仕事を守ることこそが家庭を守ることに直結していたのです。
石橋を叩いても渡らないほどの堅実な人生設計こそが、幸せな人生を送るための唯一最良の方法だとされてきた理由が、ここにあります。
もともとの勤勉な日本人の気質と相まって、そのような価値観、人生観は「是」とされ、経済成長という結果も伴ったことで、私たちの受ける教育の根幹には「安定した人生」を過ごすために勉学に励むということが奨励されてきたのです。
迷う位ならば「やってみる」
ところが、今の日本社会はかつての高度経済成長の時代とは様相が異なります。人口が増加を続けていた「ボーナス期」から反転、人口は減少に転じ、今後は国内のあらゆる産業が衰退に向かうとされています。これまで人気企業、有名企業であったところでも、この先は倒産してしまうことだって十分にあり得ますし、そもそも最初に入社した会社で定年まで勤める確率は年々低くなっているはずです。
終身雇用制度は間違いなく崩壊を迎えますので、これからの時代はいかに臨機応変に社会情勢の変化に対応し、自分の仕事のスタンスやスタイルを変えていくことができるのかが重要になります。
一例を挙げるならば、今回のコロナ禍により出社ができなくなり、テレワークに取り組む会社が激増しました。
これまで在宅ワークなど新しい働き方の導入には消極的だった会社は、この緊急事態に業績を担保することができなくなっていったのです。
取り組んだことがないから、ウェブ化のリスクがあるから、と、「やらない理由」を並べ立てて旧態依然とした手法に拘るような会社は、間違いなく衰退してしまいます。
やったことがないから、効果があるかどうかわからないから「こそ」やってみる、チャレンジしてみるという気概を持ちたいところです。
迷う位ならば「よし、やってみよう」と腹を括ることのできるメンタリティを持っている会社を選び、あなた自身もそのような積極性をPRしてほしいなと思います。
失敗しても取り戻す機会はある
チャレンジは、成功するとは限りません。むしろ、多くの場合は失敗に終わることになるでしょう。
でも、「失敗するからやめておこう」という消極的な発想では、何一つ前に進めることはできません。
チャレンジするからには、失敗するのは当たり前。やってみてダメだとわかることは一つの進歩であるわけですから、気にせずまた次の一手を考える。
転職活動などはまさにこの考え方が必要な代表例ではないでしょうか。
1社、2社、自分に合いそうだと感じた求人にエントリーしてみる。
実際に面接をしてみると、自分が思い描いていたイメージとは全然違っていたので辞退してしまった。
これは、決してムダな時間にはなりません。
そのような求人が合わない、ということに気づいた分だけ前進したはずです。
当然、その失敗の要因を自己分析できるように振り返って考えていく必要はありますが。
一度きりの人生、どう生きるのか
転職活動に例え失敗したところで、別に命まで取られるわけではありません。
世の中には、たくさんの会社があり、転職サイトには数多くの求人情報が掲載されています。
転職エージェントを頼れば、あなたの希望に近い求人案件をピックアップして提案してもらえるかもしれません。
もし転職に失敗してしまったら、また次の仕事を探せば良い。
転職回数の多さは、面接時にはマイナス評価になるという意見もありますが、絶対に転職先がみつからない、なんてことはあり得ません。
一度きりの人生です。
「あの時、勇気を出して面接に行けばよかった」だとか「転職していたら、どんな人生になっていたのかな」なんて、数十年後に後悔してももう遅いわけです。
たった一度の人生、まったなしでその時の最善を尽くす必要があるのではないでしょうか。
転職ありきで考える必要などありません。
どうすればより良い人生を過ごすことができるのか。
自分の夢に近づくことができるのか。
真剣に考えてみて、損はないと思います。
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