終身雇用制度が崩壊した、と言われる現代社会の中で、新卒で入社した企業に50年以上も勤め上げて定年を迎える・・・というのはもはやそう簡単に実現できる話ではありません。環境の変化、自身の価値観の変化などで、収入源を変更するかあるいは増やしていくというのは大事な選択肢になるはずです。「副業」という言葉が市民権を得つつある現在でも、実際に副業で生計を立てる事ができている方はまだそんなに多くはないのではないでしょうか。

自身の職務経歴を棚卸ししてみる
副業に着手しようと思ったら、まず最初にやるべき作業は、これまでに積み重ねてきた自分自身の職務経歴を振り返ってみる事です。どこで、どんな人達と、どんな仕事に携わってきたのか。その経験を通して得た知識は何か。どんな場面で転用できそうか。社会人として長く働いてきた中で、どのような形で世の中の役に立つ仕事を行なってきたのか。それらを整理してみると、はじめはぼんやりとでも、「できる事」の輪郭が見えてくると思います。いきなりプロ野球選手になると言っても土台無理な話ですよね。あくまで自分ができる事の中から、副業として適切な仕事を探していく事が必要です。
本業の「際」を狙う
多くの企業で、いまだに副業は禁止されています。その場合はやむを得ませんが、副業解禁となっていても、本業に差し支える可能性のある仕事、顧客を奪う事になるようなバッティング事業は許可されないケースの方が圧倒的に多いはず。となれば、今行っている仕事をそのまま副業にするわけにはいきませんが(当然ですが)、その業務の「際」=周辺業務で痒いところに手が届くようなサービスを提供する事ができれば、今の勤め先にとっても顧客にとっても喜ばれる可能性があります。そのような本業の「際」を攻めるのも一手です。
趣味を武器にする
まったく別の切り口で、本業とは何の関係もない事で副業を行う選択肢もあります。将棋が好きだから、休日に公民館で子供たちを相手に将棋教室をする。1人数百円でも臨時収入にはなりますし、好きな事を子供たちに教えるという時間自体がハッピーなものとなるのではないでしょうか。イラストを描くのが好きならば、デザインそのものを売りに出してみても面白いかもしれません。料理、英会話、ダンスなど、講師系で稼げるレッスンも色々ありますからもし得意ジャンルがあれば一考の余地ありです。また、最近ではYoutubeなどで好きな事に取り組む瞬間を配信する形で広告収入を得る方も増えてきました。音楽、絵画、クラフト作りなど、作品として売り出す選択もあり得ますね。
得意な事を武器にする
好きかどうかとは別軸ですが、得意な事を副業として継続するのも良い方法です。インターネット上では、様々なジャンルでのスポットワークについてマッチングするサービスが普及しつつあります。在宅でできるいわゆる内職系から、身体を動かす警備員など、好きかどうかは別としてもこれまでに経験があってできそうな事、稼ぐ事ができるワークにフォーカスして空き時間に稼いでいくというのも、立派な副業としてのあり方ではないでしょうか。「スキマバイト」なども流行の兆しがあります。空いた時間を有効活用するのは、やりがいにもなりそうです。
提供価値を決定する
そうして選択肢を絞り込んでいくうちに、自分に対して対価を払って頂く事ができそうな副業のイメージが浮かび上がってくる可能性があります。どんな副業をするとしても、世の中にニーズがない作業をお金にする事はできません。一人よがりにならず、人から求められるワークを選んでいけば、きっとキャッシュポイントは早期に生まれていくはずです。実際に人から求められるというのは幸せな事です。本業がありながらも、副業に生きがいを感じられるようになれば、ただ単に収入源を増やすというだけではない大きなメリットを享受できる事になるのではないでしょうか。ぜひ、前向きに検討してみてくださいね。
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