転職する際の動機は人それぞれ。人間関係の改善を求める方や、自宅からの通勤距離に拘る方、仕事内容で決める方もいるでしょう。
ですが、共通して必ず考えないといけないのは報酬面。自分の希望する給料を得られなければ、いい転職は実現できないのです。なぜなら、いくら「お金がすべてではない」なんて嘯いてみても、毎日の生活に必要になるのはお金であり、また、仕事の対価として受け取る報酬が少ないのであれば、それはそれ相応の仕事しかできていないという証拠になってしまうからです。物価高が続くこの時代、お金がなければ生活を維持していく事も大変なのですから。

増やすことのできる業種、企業を選択する
まず大前提となるのは、自分が希望する業種、そして選択する企業の年収ベースがどのような土台になっているのか。業界によって、年収の基準が数百万変わることなんてザラにあります。
どれだけ頑張ってもここまで、という天井が、自分の希望より低い条件となるのであれば、そもそもその企業への志望は誤っていることになります。もちろん、年収が下がってでも取り組みたいという仕事がそこにあるなら別ですが・・・。
初任給は必ず求人概要に記載されていますし、従業員の年収モデルケース、平均年収などは開示されていることも多いので、チェックするようにしてください。
手取り年収ではなく、総支給額で計算する
時折、自分の手取りの給料で計算して希望年収を算出する求職者がいます。でも、企業側は当然ですが支給金額で考えていますので、間違っても手取りでいくら、ではなく、支給額ベースで会話するようにしてください。
履歴書に希望年収を書き込んでいる方もときどき見かけますが、あまりいい作戦とは言えません。あくまで「貴社規定に従います」と、そこは謙虚に記載しておくほうが無難です。
もともとこれくらいまで、と考えていても、あなたがその企業にとって非常に高い評価となれば、もう少し増やしてでも採用したい、と考えてくれるかもしれません。最初から希望年収を伝えてしまうと、選考を進めていく前にカットされてしまうこともあり得ますので、あくまで口頭で伝えて交渉することをオススメします。
内定が見えたタイミングで、しっかり交渉する
一番良いのは、企業側から「欲しい」と思ってもらえたタイミングで、年収交渉を行うこと。「他に質問はありませんか?」と訊かれた際に、精一杯努力するつもりであると仕事への意欲を先に伝えつつ、自分としてはこの程度の年収が欲しいと切り出してみてください。企業側としても、ぜひ採用したいとなった時点で、ある程度バッファを持って検討してくれることも多いようです。
とはいえ、既存社員とのバランスもありますから、上限は必ずあります。
自分の希望とのギャップが大きすぎる場合には、別の業界にチャレンジし直すか、年収面である程度妥協するのか、考えなくてはなりません。
報酬は、世の中に対してあなたが仕事を通じて生み出す価値の総量です。
安易に安売りすべきではありませんし、中身のない高望みも好ましくありません。自身の市場価値について、しっかり考えてみるいい機会になるのではないでしょうか。
その他の関連記事はこちら
facebookページはこちら