前回は、正社員になることのメリットについてお伝えしましたが、いいことばかりではありません。もちろん長く安心して働くためには正社員という雇用形態である事は必須ではあります・・・が、正社員ならではの制約、デメリットもありますので、そこもしっかり考慮して仕事を決める必要があります。しっかり考えて選ぶことが大切なので、情報を正しく仕入れましょう。
今回は、正社員になる事で考えられるデメリットについてお伝えします。

時給換算すると、アルバイトより下がるケースも
固定の報酬金額で働くことができるのは正社員としてのメリットの1つですが、業績に応じてボーナスが減ってしまったり、残業が増えたりすることで、毎月の固定月給から換算すると1時間あたりの報酬金額がアルバイトよりも下がってしまう、というケースも決して珍しくはありません。
契約社員や派遣スタッフには強要できない休日出勤、深夜残業なども、”尻拭い”するのは正社員の仕事ですから、どうしても長時間労働になりやすいというリスクはついて回ります。
業績に応じて自分の評価も変わるため、査定で減給されることも起こり得ます。これは、アルバイト契約だと滅多に見られないことですので、そのあたりのリスクも正社員ならではのものと言えるでしょう。
自分の希望が通らないことが増える
基本的にアルバイトの場合は、採用時には自分で働く場所と仕事内容を選んでから応募するため、概ね「やりたい仕事ができる」はずです。
ところが正社員の場合、会社の都合で遠くまで転勤を命じられたり、広報の仕事がしたいと思っていたのに”総合職”として入社したため、営業に配属されたままずっと希望部署への異動が実現できない、といったような、自分の希望する仕事に就きにくいという側面があります。
特に家庭を持った方にとっては、正社員でいる以上は転勤のリスクはずっとついて回ります。大企業の場合だと全国、または海外への転勤の可能性も増えてきています。あちこち飛び回ることを楽しめる方は良いですが、子供を同じ学校へ通わせてあげたい、と考える方にとってはこれも一つのリスクとなるでしょう。
人間関係を”リセット”しづらい
責任ある仕事に就く以上、例えば苦手な取引先がいるだとか、上司とソリが合わない、という人間関係のストレスが発生しても、簡単にはそこから逃げ出すことはできません。アルバイトだと、どうしても嫌だと思ったらさっと退職してまた次のアルバイトを探すことができますよね。もちろん、転職活動でも同じことはできるのですが、アルバイトほど気軽に、簡単というわけにはいきません。転職回数が無闇に多くなると、今度は転職市場での自分の評価を下げることにもなってしまいますので・・・。
と考えると、基本的には自分の周囲の人間関係は、自分の力で良いものにしていく必要があります。
出世して部下ができた日には、今度はマネジメントでの人間関係にも悩まされることになるでしょう。
いずれにしても、きちんとコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことが求められるのも、正社員としての責任となることは間違いありません。
責任ある仕事のプレッシャーなど、メリットと表裏一体のデメリットもある正社員。目指すからには、それなりに覚悟を決めて仕事に、人生に向き合う必要があるでしょう。
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