仕事を長く続けるためには、誰もが「正社員になりたい」と考えるはずです。確かに、正社員には契約社員やアルバイト、パートよりも会社にしっかり守られている感じがしますよね。でも、実際にどんなメリットがあるのか、具体的な制度や差異についてきちんと理解できている方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、絶対に押さえておきたい基礎知識についてお伝えしたいと思います。

責任ある仕事を任せられる
一般的には報酬や福利厚生面でのメリット(後述)が先にイメージされるようですが、社会人として最大のメリットはここにあるといえます。1人の社会人として、責任ある仕事を任せてもらえるチャンスが増えるのが正社員です(決してアルバイトの場合にはそのようなチャンスが皆無だと言っているわけではありません)。
各部署、部門で自分がリーダーとしてアサインされた職務を経験することは、キャリアを考えた際にも出世や転職でも有利に働くでしょう。
実際に、転職市場ではやはり正社員であることが何よりの評価基準になっているケースが大半です。それは、責任を持って仕事を続けてきたかどうか、の大事な指標となるからなのです。
大きな仕事にチャレンジしたいと考えるならば、基本的にはやはり正社員を目指すべきでしょう。
待遇、福利厚生が良い
正社員として長く企業に貢献してほしい、戦力となってほしいと経営層が考えるからこそ、給与水準はアルバイト、パートと比べても上の水準にあることが殆どです。
企業の費用でスキルアップのための研修を受けたり、福利厚生面で様々な施設を格安で利用できるような恩恵を受けたり、といったわかりやすいメリットがあります。特に、雇用保険と厚生年金にきちんと加入してもらえることは、有事の際の保険としては心強いものです。
契約期間の定めがないため、よほど法に触れるような愚行でもない限り解雇される可能性は低く、長く勤める中で昇給、昇格の機会も最も多くあるため、安定して稼ぎ続けることが可能です。
社会的な信用を得やすい
日本ではまだまだ”肩書”で人を判断する文化が残っているため、名刺一枚の効力は思いの外大きく、正社員であるということは、現代社会においては(それも変わりつつありますが)まだまだ最大の信用材料となります。
例えばマンションを購入しようとした際に住宅ローンの審査がすんなり通る、などの恩恵もあるでしょう。
結婚を考えた際にも、非正規契約であることがネックになってしまう方も多数おられる現実を考えると、世の中で自分の存在をわかりやすく認めてもらうための一つの手段になることは、間違いありません。
ただし、少しずつですがダイバーシティの推進、多様な働き方改革が進む中で、”パラレルワーク”や”リモートワーク”が認知されつつあります。
これから先は、一つの会社にしがみついて正社員であり続けることのメリットは、だんだん薄れていくかもしれません。
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