転職活動を行う際には、おそらく皆さん色々な求人サイトを見ることになると思います。求人広告には、当然ですが求人内容の「いいトコロ」ばかり訴求する文言が並んでいますので、ふと気を緩めてしまうと“この仕事、楽しそうだな”と安直に共感してしまいがち。
ですが、世の中そんなにうまい話ばかりあるはずもなく・・・採用側の「真意」に気づけるかどうか、が成否のカギを握るのです。

抽象的な表現には要注意
「チャンスは無限にあります」「アットホームな雰囲気」「個性が尊重される」など、漠然とした表現を見かけたら、まずはその企業を疑ってかかりましょう。
基本的には、PRポイントがあるのであれば、具体的に表現しているはずです。「残業ゼロ」「駅から徒歩3分」「築2年の新しいオフィス」などなど。売り文句がちゃんと存在するならば、具体的な数字を入れて表記できるはずなのです。
一方で、例えば「アットホームな〜」という表現は、それが当たり前のように日常である職場であれば、殊更強調することなどないはずです。実際にはギスギスしているからこそ、よく見せようとしてアットホームな、という表現にしているのかもしれません。
募集背景を知る
今回の求人がなぜ募集されているのか、という背景を理解することは重要です。一番まずいのは、劣悪な環境下にあり、採用しても次々と辞めてしまい定着せずに募集を続けているケース。誰もが嫌がるような環境で働くなんて、絶対に避けたいところ。
まともな理由としては、例えば寿退社などが挙げられます。決して仕事が嫌になったわけではなく、やむを得ず離職する・・・というような職場は、魅力がありそうですよね。
また、事業拡大による増員募集も狙い目です。事業自体が好調であるということは、社内の雰囲気も良く、業績連動でのボーナスにも期待できるでしょう。
誇張されているメッセージはどれか
求人広告は、強弱あれど、どの広告でも実際よりも多少は誇張されているものです。入社してみて、実際は広告内容とは全然違っていた・・・という笑えない失敗になることもあり得ますから、広告内容を鵜呑みにせず、自分の目で、耳で、事実確認することが必要でしょう。会社説明時に、面接後の質疑応答時に、内定後のフォロー面談時に、いくらでも実態を知るための機会はありますから、有効活用するべきです。
広告内容のどの部分が誇張表現であり、どの部分が事実としての魅力なのか、理解しようと努力することで、求人内容を多面的に見る意識が生まれるはず。
悪いイメージばかり持つ必要はありませんが、慎重なスタンスで検討する姿勢が、転職活動を成功させるための必須条件と言えるのではないでしょうか。
費用を払って掲載する、という事実
リクナビNEXT、マイナビ転職、どれも求人サイトを運営する企業に多額の費用を支払ってクライアントの求人広告を掲載するわけです。費用を頂いているクライアントに対して、悪いことなど表現できません。そんなことをすると、次回以降は他社に流れてしまうでしょうから・・・。そのカラクリを理解していれば、どの求人広告も誇大表現、極端に言えば虚偽であっても良く見せようとする表現ばかりになってしまいやすいというバイアスが働くこともわかるでしょう。
ブラック企業であっても、「良い職場です」と書かざるを得ないわけです。あくまで客観的に、情報を収集するためのツールだということを忘れないようにしてください。
転職サイトには、数多の求人案件が掲載されています。
選択肢を増やすためには、素晴らしいツールとなることは間違いありません。うまく使いこなせるように、意識してみてください。
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