ここ最近、転職活動でよく話題になるのは『AIがどんどん発達する世の中で、それでも人間が必要になる仕事って、何があるのか?』・・・ということ。おそらく、今後どんどん淘汰されていく仕事がある一方で、次々と世の中には新しい種類の仕事も発生していくのではないかと思われます。
インターネット技術の発達とともに不要になるとされている職業も多々ありますが、反対にこれから伸びていく仕事とは、どのようなものがあるのでしょうか。そして、そんな“これからの職種”に就くためには、どのような経験やスキルが必要となるのでしょうか。

ITスキルを「使う側」のポジションに
ITが進化すると、どんどんロボットがやってくれることが増えていきます。単純労働や、数字が関係する仕事は、これは人間よりもロボット達のほうが圧倒的に得意です。そうなると、人手で行なっていたことを、ロボットに変換していくフェーズが生まれますが、この際にオペレーションができる人材は重宝されるでしょう。
つまりITスキルを使う側の人間になる、ということです。使われる側ではなく。
そのためには、エンジニアになる必要はないかもしれませんが、少なくともオーソドックスな範囲でエンジニアが<どんな作業をしているのか>だとか<何の意図があってこのITスキルを必要とするのか>という大枠については理解できなければなりません。エンジニアに仕事を振るからには、何を依頼しているのかを理解できていなくては話にならないからです。
感情が必要な仕事は残る
バーのマスターや旅館の女将さんなど、感情豊かに接客してくれること自体に価値が含まれている職種は、そうそう簡単にロボットに取って代わられることはないでしょう。そのようなサービスでは、お金を払う顧客側が、必ずしも効率良くスピーディーに対応してほしい、というような、無機質な接客を求めているわけではないからです。
人間の持つ感情を使う、コントロールする、そんなスキルはどれだけITが進化しようとも、長く使える武器になるでしょう。大体、仕事がどうかということ以前に、人生において喜怒哀楽の感情を表現することこそが人生の醍醐味です。
自分の感情を表現し、そして相手の感情に訴えかけることのできる人材は、あらゆる場面で活躍し続けるはずです。
感動を創り出す「場」が価値となる
ARやVRの進化に伴い、実際にその場にいなくてもアーティストのライブが臨場感溢れる環境で聴けたり、プロスポーツの試合を楽しんだりできるようになってきました。それでも、決して安くはないチケットを購入して、アリーナやスタジアムに何万人ものファンが足を運ぶのは、一体なぜでしょうか。
それは、やはり現地でないと肌で感じられない感動があるからだと思いますし、その感動を多くの方々と共有できる瞬間に、多大なる価値を感じているからです。感動のあまりSNSで投稿したくなるような、そんなシーンを次々と創り出すことができるスキルやアイディアは、これからもっともっと需要は増えていくでしょう。
衣食住など生活に必要なモノ・コトは楽しいかどうかではなく、あくまでルーティンワークとして必要な時間。ですが、「生活必需品」ではないように思われている「感動を味わい、共有する時間」は、これからの時代すべての人にとって「必要」な時間になっていくと思われます。
例えば語学を一生懸命勉強する時間は、これまでよりも価値の低いものになっていくと言われています。AIが瞬時に翻訳してくれるようになるから、です。
このように、ものごとの価値はどんどん変化していくことが予想されます。より良く生きるために、学ぶべきスキルについてはじっくり考えておきたいですね。
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