”ダイバーシティ”という単語や”女性が輝く日本に”というスローガンを耳にすることが多くなってきた昨今。
確かに今後人口が減り続けていく日本国内では、シニア層の活躍と、そして人口の半分を占める女性がこれまで以上に活躍できるフィールドを作ることが急務と言えます。それでは、実際に働く女性にとって働きやすい企業とは、どうやって見分けるべきなのでしょうか。その目利きを誤ると、せっかく転職しても古臭い価値観や差別などで苦労することにもなりかねません。慎重に選ぶことが大事なのです。

『女性が輝く日本』
アベノミクスが提唱する3本の矢「成長戦略」の中で、「女性が輝く日本」を実現するために具体目標として置かれた数字は以下の通りです。
・2020年時点での25~44歳の女性就業率を73%に上昇させる(2012年時点では68%)
・育児休業期間を子供が3歳になるまで延長し、その後の職場復帰を支援する
・2020年時点で第1子出産前後の女性の継続就業率を55%に上昇させる(2010年時点では38%)
・2020年時点で男性の育児休業取得率を13%に上昇させる(2011年時点では僅か2.63%)
・管理職の女性比率を2020年までに30%程度に上昇させる
・2017年度までに約40万人分の保育の受け皿を整備し、待機児童解消を目指す
女性が働きやすい職場づくり
これらを実現するために、特に超大手企業を中心に、「女性が働きやすい職場づくり」はここ数年急ピッチで進められてきました。
女性の皆さんが転職活動を成功させるためには、安心して働くことのできる企業をしっかり選択する必要があります。
残念ながら、今の世の中にはまだまだ旧態依然とした社風、例えば「女性は結婚して家に入るのが望ましい」という古い価値観を押し付けてくる上司がいたり、暗黙の了解で出世コースは男性社員のみに用意されていて、経営幹部はすべて男性であったり。
あなたがビジネス・パーソンとして成長を望むのであれば、そんな企業を選択してはいけません。
それでは、どのようにして良い企業を見分ければよいのでしょうか?いくつかのポイントがあるので、お伝えします。
1.従業員比率に注目する
まず単純に、社員の構成比が圧倒的に男性側への偏りがあるような企業は避けましょう。そのような企業全てがダメというわけではありませんが、どうしても数の論理が働き、女性の要望は少数意見となってしまいがちです。
2.勤続年数に注目する
ほとんどの企業において、男性と女性とを比較すると女性のほうが早く退職しており、勤続年数は低い数値となります。この大きな理由はやはり出産や育児でしょう。
そこの男女差のギャップが少ない企業は、産休・育休制度をはじめ仕事を継続できる仕組みや風土、サポートが充実している可能性が高いです。
3.有休消化率やフレックス制度などの導入・利用状況
制度こそあっても実際には使うチャンスがない、、、という残念な企業もたくさんあります。実際に女性社員がイキイキと働くことができる環境が実際に存在するのかどうか、育児との両立が可能なのか、しっかりチェックしてみましょう。
4.女性管理職の存在
一般職だけではなく、企業の中枢を担う役割に就いている女性社員がたくさんいる企業は、女性が活躍できる環境をしっかり整えているはずです。
既婚でお子さんもいらっしゃる管理職のママさん社員がいるような場合は、ぜひ直接会わせてもらって、お話を聞くようにしましょう。
5.インターネットでの口コミ、評判を調べ
最後に、やはりインターネットを駆使しての情報収集も疎かにはできません。
ただし、悪い評判よりも、実際に勤めている方の「うちは働きやすいですよ」というポジティブな情報に注目しましょう。
ご参考まで、東洋経済さんの記事もリンクを貼っておきます。
「女性が働きやすいトップ300社」(東洋経済より)
いかがでしたか。
せっかく仕事を頑張るのだから、少しでも良い環境でチャレンジしたいですよね。企業研究にお役立てください。
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