ダイバーシティの推進や、労働人口の減少により、働くママさん達の活躍がクローズアップされています。
ITの進化に伴い、在宅ワークも次第に拡がりを見せつつありますが、まだまだ通勤電車は毎朝混雑していますし、時短勤務であっても外へ働きに出る、という主婦の方が多いのではないかと思います。
今後、在宅での仕事はどのように進化していくのでしょうか。

そもそも、出社する必要などない?
よくよく業務の棚卸しをしてみると、わざわざ長い時間をかけて通勤する意味があるのか?と疑問を抱かざるを得ない仕事もたくさんあります。
慣習的に朝礼をしたり、事業部での会議をしたりしていますが、オンラインでも十分事足りる、あるいは会議自体が必要ない、と思われることも多々あります。(だいたい、日本人は会議が好きすぎるのも一因ですね・・・)
業務分解して、在宅でも行うことに支障がないタスクを取り出していけば、相当な部分を担うことができるはずです。パソコン1台あればできること、というのは、年々増えていっているからです。
オンライン会議、電話をうまく併用する
チャットツールやメールを使えば、社内外の方々とのコミュニケーションも問題なく行っていけるのが現代社会です。
ですが、仕事を行うのは相手も自分も人間です。ロボットではなく、感情のある生き物です。
在宅ワークという、離れた場所で直接相対することができない仕組みであるからこそ、オンラインでのTV会議や、電話でのコミュニケーションをうまく挟みながら人間関係を構築していく工夫は、必ず必要になっていくでしょう。
「すみませんが、それは無理です」とお断りするのも、メールの一文で味気なく行うのか、表情や口調のわかる手法で行うのか、によって、相手の受け取り方は大きく変わりますから。
“あの人はなんだか冷たいね”というレッテルを貼られないためにも、節目では直接会うようにしたり電話したり、あなた自身の人間性を知ってもらう工夫は続けるほうが良いと思います。
基本路線は「性善説」で
企業によっては、オフィスから離れた在宅ワークについてはKPIをきめ細かく設定し、逐一上司に業務の進行具合を報告させるようなフローになっているケースがあるようですが、これは長続きしないと考えています。
なぜなら、そのように細かく管理するのは、業務改善のためだという大義名分の元で、上司が都合良く管理するため、になってしまいがちだからです。
「目を離すと人間はサボる」という性悪説に基づく設計であれば、そのような業務フローになっていきがちです。でも、人間はそれではモチベーションは高まりません。四六時中監視、管理されると誰だって意欲は失ってしまいます。
「任せた、責任は私が取るから好きにやってくれ」という位、全幅の信頼をして任せてくれる「性善説」の考え方で業務を担当させる企業は、これからどんどん伸びていくのではないかと思うのです。
時給・月給よりも成果報酬型に
もう1つ、今後起こりうる大きな変化は、給与計算の方法です。
家事、育児に追われる主婦の方々は、なかなか纏った時間を確保して仕事に集中する、ということが難しくなります。
家事や育児の合間に、コマ切れの時間をうまく活用して仕事に取り組むことができるスタイルこそが、在宅ワークの真髄であるべきです。
そうなると、時給*円、月給*円、という換算はナンセンスになり、成果に対する報酬という考え方のほうが誰にとってもフェアになっていくでしょう。
ある主婦は夜中にまとめて作業する、またある方は、日中の隙間時間をうまく使ってコツコツ作業する。この両者の仕事の成果が同じであれば、対価の報酬もイコールになる、という考え方です。
前者だけが深夜手当がつく、なんて不自然ですし、だいたい、今日何時間仕事をしたか?なんて、いちいち計算するのも面倒でしょうから・・・。
まだまだ、在宅ワークのスタイルは変化、進化していくはずです。
そのうち、「あなた、イマドキまだ通勤しているんですか!?」なんて会話が日常風景になっていく、かもしれませんよ。
その他の関連記事はこちら
facebookページはこちら