履歴書を作る際に、資格をたくさん持っている方は書くことができるので、ある程度自信を持ってその履歴書を提出できることが多いのではないかと思います。一方で、特別な資格がない方は、せいぜい持っている資格といえば普通免許くらいで、後は空白・・・ということになります。
なんとなく、自分の経歴に価値がないように感じてしまったりするのではないかと思いますが、それでは実際の転職市場において、資格の有無はどれくらいの価値となるのでしょうか。
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実際の業務に必要なスキル・知識であるか
実際の業務を遂行するために、その資格にあるスキルや知識が必ず必要となる場合、これは資格が絶対に必要です。
「危険物取扱者」などは、まさにその代表例です。この資格を持っていない場合、適当な手順での作業を行うことで、とんでもない事故を起こしてしまう危険性があります。
語学を使う通訳などの仕事も同様です。
英検*級以上、TOEIC*点以上~という要件が入っている場合は、それだけの語学力を使う業務である、ということを理解しましょう。
民間企業や団体が定めた独自の資格であれば、必ずしもその資格の有無だけで判断されることはないと思いますが、同様の資格を保有しているか、持っていなくともそれだけの能力があるかどうかは自己分析するようにしてください。
資格の勉強を通じて、そのジャンル特有の専門用語について理解できているかどうかも、業務をスムーズに行う上では必須の条件だったりすることもあります。これらも、資格そのものがあるかどうかよりも、資格の学習を通して知識を習得している必要があると言えそうです。
その分野について学ぶ意欲があるか
少し見方を変えてみると、必ずしもその資格を持っているのかどうか、そのものを問われているだけではなく、そもそもそのジャンルに関して勉強したいという意思を持っていて、実際に資格を取るほどに学んできたのだ、という意欲面での物差しとして資格の有無を訊いてくるケースもあります。実際には、その資格がないと絶対にできない業務とはいえない場合でも、それだけ学び続ける意欲がなければ務まらない複雑な仕事、難易度の高い仕事であることが多いようです。
そのような仕事を担う際には、「一度学んだ知識をずっと使い続けられる」ということは稀であり、日進月歩で新しい知識、常識、商品が出てきたりします。そうなると、資格を取る際に学んだ頃のように、日々新しいことを学び続ける必要が出てくるのです。
そういう学習意欲があるのかどうかを推し量るモノサシとして、資格の有無についてはチェックされるというわけです。
この場合、もし何らかの事情で要件とされている資格は持っていないとしても、学習意欲をPRすることで挽回できる可能性はありそうです。
肩書きに自惚れてしまう人はダメ
どれだけ難しい資格を取得しているとしても、そこで学んだ知識や経験を実際の仕事で活かして初めて資格が”武器”となってくれるのです。
決して保有資格がズラリと並んだからといって、それだけでその人の価値が高まっているわけではないことを念頭に置いてください。
結局、最後は肩書きや役職ではなくその人の仕事ぶり、人間性が評価の優劣を決めるのです。
往々にして、”資格コレクター”となってしまっている人の中には、やや天狗になってしまっている”勘違い君”がいるのも事実です。
偏差値の高い学校を卒業するのと同じことですが、その事実そのものは誇りに思うことは素晴らしいですが、謙虚さを失ってしまうようでは、所詮そこまでの人間だと思われてしまいます。
資格は、使いこなしてナンボ。そのことを忘れないようにしてください。ないよりは、あったほうが良いと思われがちな資格。
使い方次第では、武器にもなりますし宝の持ち腐れとなることをお忘れなく。
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