ここ数年、新卒で就職して1〜数年の若手社会人が“思っていた職場ではなかった”と早々に退職し、転職するというケースが激増しています。売り手市場である状況下でもあり、「嫌なら転職すればいいや」というニュアンスで「とりあえず」就職先を決める、という感覚の就活生も増えている様子です。そんな若者達がいざ転職するとなった場合に、意識して取り組まなければならない事について考えてみたいと思います。
すぐに“逃げ出した”わけではない!
就職して1年かそこら、もっと極端なケースだと入社半年未満でもパッと辞めてしまうという若手社会人も増えています。「石の上にも3年」という言葉はさすがにもう今の時代にはそぐわないかもしれませんが、それにしてもたった数ヶ月、数年で退職してしまったとあっては「堪え性がないのではないか」「うちに来たとしても、またすぐに辞めてしまうのではないか」という疑惑の目を持たれてしまうのも無理ないことでしょう。
そんな時に、決して逃げ出して辞めたわけではなく、あくまでもポジティブな理由、将来をより良いものとするために積極的なスタンスで転職しようとしているのだ、という気概をまずは面接官にしっかり伝えるべきです。間違っても、前職の仲間や企業の事を悪く言わないように。
素直に学ぶ意欲は100%ある
まだまだ社会経験の乏しい年代では、いわゆる即戦力としてすぐに活躍するのは難しいかもしれません。しかし、入社してからの成長速度については個人差が大きく出てしまう可能性があります。第二新卒として求められる最大の素養は「素直さ」ではないでしょうか。上司や先輩、教育担当からの助言をまっすぐ素直に聞き入れて実践できるかどうか。ここで変に斜に構えてしまうような態度だと、誰も教えてはくれなくなるでしょうし、新卒で入ってくる後輩達にも次々と抜かれてしまいかねません。
「素直さ」を持ち合わせてしっかり学ぶ意欲があるかどうか。この点については面接時に詳しくチェックされるはずです。
協調性がなければ職場に馴染めない
素直さと同時に、多くの企業で必要とされるのがいわゆる「チームワーク」です。職種が何であれ、自分1人だけで完結する仕事などなかなかありませんし、そのような仕事だとあったとしてもたかが知れています。大事なのは、チームとして機能して1つの仕事をやり遂げる事。そうなると、先輩や上司、別部署の社員などとうまくコミュニケーションを取りながら仕事に取り組む事が求められます。
「協調性」という言葉に落とし込むと今ひとつ実態が見えづらく感じるかもしれませんが、要は相手の事を思いやりながら仕事を進められるかどうか、だという理解で良いと思います。
諦めずにチャレンジできる人材か?
そして、最後にこのフレーズを出してしまうのは憚られる気もするのですが、やはり仕事を完遂するための”ガッツ”があるかどうか、困難に出くわしても諦めずに努力し、挑戦を続けることができる人材なのかどうかはとても重要な要素となります。企業によっては、また職種によっては『挑戦などと色気を出して勝手な行動を取らず、ルーティンやマニュアルに沿った形で丁寧に作業すること』を求められるケースもあるでしょう。
それにしても、決めた事に対して諦めずに努力を継続する力は必要不可欠です。この点についても、面接時には根掘り葉掘り聞いてくるものと覚悟しておいたほうがよいでしょう。
<第二新卒>という言葉の通り、若手社会人は転職層ではなく一歩手前、あくまで就活生にちょっと社会人経験値がついてきた程度の若者達です。まだまだ夢がたくさんあって、これから何者にもなることができる、なんだってできる。就職して数年後にまた転職活動をしよう!と思った際には、ぜひ思い出してみてくださいね。
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